Wednesday, January 31, 2007

Discussion

月曜日のPlanning and Management of Agricultural and Rural Developmentという授業では、毎回学生が3つのグループに分かれ、与えられた課題に対して時間を区切り、グループで議論し結果を授業の最後に皆の前で発表することが課されています。

Fall semesterに履修した専門分野の授業ではこれほど積極的に議論する機会はなかったので、遅まきながら、自分のfieldにおいて英語で議論する訓練の場がやってきたという感じです。

これまで授業を経て、他の学生の議論の特徴についての一般的な感想は以下の通り。

1.抽象論に終始(議論するテーマで経験がないと、しょうがない)。
2.理想論ばかり述べる(理想論も、一概に悪いとも言えない)。
3.自分の主張したいことを述べるだけで、時間終了時に結論が出てなくても知らん顔(えっ?)。

まだ始まって2週しか経過していないので全ての学生を知らないから早急な結論はいかがなものかとは思うけど、他の学生に対する期待値が高かった分、現時点で特に僕は三番目の点に関しがっかり。結構みんなselfishなのね。仕事してたら、グループとしてのアウトプットを限られた時間に出さなければならない前提で議論をするのが当然の感覚だし、授業でもそういう設定なのだから。ビジネススクールの学生なんかはこの感覚は当然なんじゃないかな。意見の中身は多様でいいのだけれど(だから議論のし甲斐がある)、議論の仕方というか、前提を共有できたら随分楽なんだけどな。

一方、このキモチがもとで、

他の学生に対する期待値が高い→実際は期待値以下→なんで議論まとめようとしないんだとがっかりし、いらだつ→よい議論ができず

という悪循環を自分の中に作ってしまったことも事実(この思考自体は、英語は関係ないよね)。

なんだかんだ言って、上記に気がついている僕がきちんとアウトプットを出す方向にそういう学生たちを導けないのは、結局は自分の力量不足ということ。他の学生に対して過度に期待を持つのではなく、この状況を素直に受けいれどうやったらうまく議論を導けるかという発想でいかないと。また、英語ができない引け目から日本人的感覚で発言をhesitateしてしまう面も、克服しないといけない。

こら自分、ちゃんと英語で議論もできないくせに奢るな奢るな。そして失敗を恐れずもっと発言をして、恥をかきなさい、恥を。恥をかいて大きくなろう。

で、今週の議論では少しでも成長しようと試みた結果、なんとか働きかけてぎりぎり時間内に全ての質問に対してグループとしての答えを準備でき、また議論の開始時にはminorityだった僕の意見が、最後は参加者の間でdominateされたところまでは行きました。ただ、喋ってて英語になってないことも多々あったし説得力のある論理が展開できたかというと甚だ疑問。課題が実務で経験していたissueだったので、realityで押し通せたことが大きかったと思う。課題に救われました。

多少進歩はありつつも、まだまだです。

留学後に英語で議論する会議に出席する機会は普通にあるはずなので(というか、ここに来る前もあったんだけど。。)、特に英語nativeの人達と、ちゃんと英語で議論の前提確認や方向整理をし、また内容についても意見を戦わせることができるよう、この授業を通じて総合的な議論能力を高めたいと思います。

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