小話
そう、乗り込む際には自分の目的路線番号を表示しているけれど、その後乗客にno announcementで勝手に行き先を変えることがたまーにあるんです。昨日、それにあってしまって。
いやいや、まあすぐ気がついて降りたからいいはいいんだけれど、次のバスくるまで30分損した。チキショー(と、あんたどんだけ他に30分ぐらい無駄にしてんだって感じなんすけどね)。ま、その辺適当で、属人的対応のアメリカって感じですけどね。
と、そこはpositive思考の僕は、かるぅくcommons周辺を流して町をみる時間が増えたととらえたわけです。
それで発見したのが、結構空きテナントが多いなぁということ(カメラなくて写真とってなくて恐縮ですが)。以前のエントリーで地域活性化ということでイサカがいろんな活動が活発だと書いたばかりで、それと相反するような内容になってしまいますが。前回は、焦点を愛着とか誇りにあてたかったのでああいう書き方になったわけですが、もっとミクロにみると、実際小さな町の小さな商店の経営は簡単ではないのでしょう。
カレッジタウンの中華料理屋Apolloも自分の記憶の範囲で、自分がきてからここ1年半で2度値上げして4ドル50セントとから4ドル99セントになったし(10%程度の値段上昇)、物価も全般的に上昇しているのでしょうか(Apolloになって独占的に値段吊り上げているのか、材料が高騰しているからあげたのか、あまり買い物をしない自分は判断しにくいんですが。。)。地代が売上以上のペースで高騰し、支払いが困難になっているのかもしれません。一応、2年間で不動産は15%程度値段上昇しているみたいです。
http://realestate.yahoo.com/New_York/Ithaca
(5 year market value changeのグラフから)
また、取り扱い商品にもよるかもしれません。現在でも賑わっているFarmers marketで扱っているような農作物、食品については、消費者にとって、地元の安全な食品を高くても購入するという意識はあるかもしれませんが、日用雑貨はいわゆる大手のTops, Walmartなどでいいかもしれません。
政府の関わりという観点では、市では、the Department of Planning & Development がeconomic developmentを担当しているようです。ここは大学町なので大学が大きな雇用創出拠点となっていて、付随して日用品などは需要があるはずです。もちろん大学関連ビジネス、その他も含め企業活動が活発になれば経済も活発化し政府としても税収が増加、更なる社会資本整備に投資が出来、さらに企業が経済活動を行いやすいような振興策を実施したりなどすれば(例えば他の地方政府と比較して法人税の優遇等でしょうね)、ますます企業活動も行いやすく活発化する、というようないい循環ができるんでしょうけれど。
けど実際は、教科書に書いてあるような形での実現は難しいわけで。。以前職場の上司も言ってました。“PlanningはArtだ”と。ある意味当たっているような気がします。
きちんと全体を示す数字を見ているわけではなく、あまり買い物もしない自分のかなり限定的観察 -biased sampling- の結果の徒然記述なので、読み流しをお願いします。
追記
「落ち武者がイサカに再び出現!」
ということで、昨晩は落ち武者ナイトでした・笑。Mさん、お帰りなさい、そして行ってらっしゃい。
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