Thursday, April 24, 2008

アメリカ外交政策

昨日政治学者のFrancis Fukuyama氏が講演にきていたので、元来ミーハーな僕はちゃっかり聞きに行ってみました。

話は主にブッシュ政権、とりわけ9.11以降のアメリカの外交政策(主に中東方面)、そして東アジアの国際関係についても触れてました。僕は特段アメリカの政治政策について人に自信をもって語れるほど明るいわけではないので正直よくわからないけれど、僕なりのポイントは

- Hard powerMilitary power)ではうまくいかない、Soft powerを上手く使いたい

- 様々なコンフリクトは多国間交渉の枠組みで解決するのがよい

- 中国は主に環境悪化に伴う国内からのプレッシャーによって民主化される

というようなことだと思う(まとめすぎ?!)。Soft powerにもいろいろあるけれど、国際協力(貧困削減)などもそのひとつとのお話。中国に触れるあたり、今後の国際政治における中国の増していく存在感について重要な関心があるのだなというところ。

ミーハーなくせに僕は氏の名前しか聞いたことがなかったのでちょっとだけ調べてみると、有名な著作はThe End of the History最も望ましい体制がリベラルな民主主義としThe Last Manでバイオテクノロジーに警鐘を鳴らしていたり、かつてはネオコンと考えられていた氏がブッシュ大統領のイラク戦争を批判したりと、いろいろ話題の多い方のようです。

このFrancis Fukuyama氏は日系3世、今はJohns HopkinsSaisFaculty memberだそうで、PhDHarvardだけれど、Undergradは実はうちの大学とのこと。

あ、タイトルに見合うだけの中身ではないですが、悪しからず。

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Wednesday, April 23, 2008

Backup

修論のデータ解析など遅まきながらもいろいろやっているわけだけど、バックアップをとりつつ進めないといけないのは、当たり前の普通の話。

自分ももちろんバックアップをとっていて、フラッシュディスクと、ラップトップと、さらに外付けハードにもコピーして万全を期そうとしてはいるのだけれど。

けれど。


先日ちゃんとコピーされていないファイルを発見。最悪。そういえばちょっと前にもあったなと思い出し、近いうちに2回もあれば、こりゃー単なる超まぐれで起こったことじゃなさそう。ちなみにともにワードファイル。

全てのファイルをチェックする時間はないから、必要なファイルを使っていく過程で、ひょっとしたらその他壊れている(かもしれない、いや、もう壊れてないで!)ファイルに気がつくことになるんだろうな。自分としてはちゃんと手続きを踏んでバックアップとっているわけで、なんともコノヤロー。

それぞれはまだCriticalなファイルじゃなかったからいいけれど、もし今後の作業にすごく影響があるファイルだったらと思うとぞっとします。

CSの友人に状況を説明して相談したら、原因はひょっとしたらフラッシュディスクにあるかもとのこと。もうかなり古くて、昨年一時期中にアクセスできなくなってフォーマットし直して使ってるもんな。こういうところは、僕の“もったいない”精神で考えては本質がおかしくなってしまう。

フラッシュディスク、メーカーさん達の努力によって技術革新が進み、今はもう2G4Gの容量で廉価になってるし、買い換えないといけないな。

追記

昨日韓国人の友人とApolloで夕食食べたんだけど、また値上がりしてやがった!2 items5ドル50セント。先日のエントリーで書いた穀物値段の上昇が背景にあるのだろうけれど、貧乏学生にはこたえますな。

そうそう、書くの忘れてたけれど、先週の土曜日には、AwayPrincetonになんと7-11で敗戦。今年Princeton弱いはずなのに。。


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Tuesday, April 22, 2008

芽吹きのイサカ

桜前線もようやくイサカまであがってきてくれて、23日前にはまだ蕾だった桜の木々も、いろんなところで綺麗なピンク色の花をさかせています。




暫く前に枯れ木だった木々たちも、一生懸命ここぞとばかりに芽吹き、新緑が見えはじめてきました。


そして、植物だけでなく、リスも沢山キャンパスに出て来、さらに寒い間どこに行っていたのか(家か図書館しかないけどね)、学生達も、芝生で日向ぼっこしたりし始めました。ぽかぽか陽気は、気分をよくさせますね。


そんな感じで、植物も、動物、人間も、この暖かさを存分に味わいはじめたイサカです。


追記

先日Wegmansで知り合いの方ご夫婦にお会いしました。奥様にはそこで初めておめにかかったのですが、開口一番「お餅つきでは楽しいPerformanceありがとうございました」といったことをお話して下さいました。同じく一緒にPerformanceやったHさんも、それまで知らなかった日本人の方に突然「お持つき楽しかったですよ」と声をかけられたそうです。っと、昨年のマツケンに続き、こりゃー大分いろんな方に認知されてしまったなぁ。どこかで悪いこと、っと違った(そんなことしません!)、変なことはできないっす・笑。

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Monday, April 21, 2008

リラックス

ここ何日かのイサカは、日中は春を通りこして夏(今日の昼も摂氏で21度まであがる予想)。木々たちも、「ありゃりゃ、急がなきゃ」って感じであたふたと芽吹く準備をしている感じ。このあたりは、また改めてアップします。

さて、友人から紹介してもらった音楽がとても心地いいので皆さんとも共有。

それは、ジャズピアニスト上原ひとみの音楽。静岡県浜松市出身でボストンのバークリー音楽院を首席で卒業と、輝かしいプロフィールをもっている彼女、そんな彼女の曲ですが、ほんとうに素敵な曲ばかり。

全てをきいた訳ではないけれど、Second Albumの「Brain」におさめられているWind Songが今のお気に入り。本当に風のように綺麗な旋律がすっとはいってきて、とてもすがすがしく、やさしくてgood。同じAlbumのGreen Tea Farmもいいです。

という感じで、自然一杯のイサカが生き生きとしはじめてきたこの時期に、いい曲に癒されてリラックスな最近。

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Friday, April 18, 2008

リフレッシュ

最近暖かくなってきたということもあり、いつもだらだらしている午前中を健康的に有効活用しようと(いう言い訳で・・・)、TさんとMくんでゴルフに行ってきました。

ゴルフは昨年シーズンが終る際に行ったTさん杯以来約半年振り。その割には結構ショットが安定し、なかなかよいスコア。気分よし。

僕はハーフで上がって、午後はSage Hallで行われた以下のSeminarに出席。

"Microfinance: a Platform for Social Change"
Alex Counts
President & CEO,
Grameen Foundation, USA


Speakerはうちの大学卒で、バングラでDr. Muhammad YunusとかなりCloseに仕事をしたそう。今回は発表時間も少なくパワポもなかったので、話すことも限られていた。一番印象に残ったのは、Grameen bankのAssetは、"Relationship"だということ。いわゆるSocial Capital議論を指しているのだと思うけれど、Grameen Bankの活動によって出来上がったNetworkは強固で、いろんなことに使えるという話(選挙のときに投票率を上げるためにこのNetworkを使ったエピソードも紹介<どの政党/候補者に投票するかは各人に任せて、あくまで投票にいくということについて啓蒙したとのこと>)。

結構新しい話聞けるかなと期待した割には、かなり知っている話ばかりで、ややがっかり。

そのままセミナーに出た帰りの方向が同じプログラムの友人と修論の進捗について話をつつ一旦家に戻り、遅めのLunchを自炊して(豆腐塩ラーメン、あっさりしてGood、って、あっさりしすぎか?!)シャワー浴びてからまた学校。今日はこれから図書館終るまでやって、その後軽く(一杯?いっぱい???)のんぢゃおっかな。花金だし。

てな感じでなんかけっこーリフレッシュ。

追記
この図書館の脇にある桜の木も、つぼみが今にも咲かんばかりに膨らんでいます。ここ最近暖かいので、ぱっと咲くのももう間近です。

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Wednesday, April 16, 2008

最終講義とスピーチ

大分イサカも日が長くなってきました。

さて昨日、大変いいものをみたので紹介したい。


一つ目は、先日日本の旧友から教えて頂いたもので、カーネギーメロンのComputer Scienceの教授の最終講義。

この教授、まだ47歳と若くお子さんも3人いらっしゃるようだけれど、ガン宣告を受けて余命数ヶ月というところでのこの最終講義

この講義は彼のこれまでの軌跡を、「子供の頃の夢を本当に実現するために」というタイトルでまとめたもので、大変楽しく、力強く、ユーモアに富み、上記悲しい背景を忘れさせてくれるほど、素晴らしいメッセージにあふれていた。

1時間をこえるこの講義を聴いて僕なりに捉えたメッセージは、人生楽しむこと、情熱的に生きること、不満を言わずに一生懸命働くこと、よく準備をすること、決して諦めないこと、真実を語ること、そして、感謝を述べること。さりげなく奥さんへの感謝もいれていたところに、アメリカらしさも感じたりしたけど、こういう文化は好きだ。また、子供の育て方(Creativityを失わせないようにする)についても示唆もあり、僕も子供もったら参考にしたい。

さてこの講義、実際は去年の9月のものらしいのだけれど、その後テレビでもFeatureされ、最近になって(今年4月)NYT記事としてもとりあげられたよう。

テレビでの講義短縮版は、テレビ演出上余命幾ばくもないという部分を多少強調したのかなという印象で、なので余計に最後の部分にはぐぐっときた。


二つ目は、これもその友人からのメールで触れられていた、AppleCEOSteve Jobs氏のStanford2005年卒業式でのスピーチ

これは、お世辞抜きで感動。鳥肌がたって、結構目頭が熱くなった。もう3回もみてしまった。

氏の話し方は、前述の教授と比べればともすれば単調な面もあるけれど、僕にとっては逆にそれが効果的で、その淡々とした語り口故に大変強いメッセージを感じ取ることができた。

出生時の両親のこと、仕事の大きな転機や本人のガン克服に到るまで、氏の個人的なエピソードを元にしているため迫力もあり、卒業式に大変ふさわしいスピーチだったと思う。

いくつも強烈なメッセージはあるのだけれど、

- 過去に行ったことは将来に繋がるものであり、

 無駄なことはないと思い取り組むこと。

- 素晴らしい仕事をするためには、その仕事を

 好きであることが必要。好きな人を愛するの

 と同じように、仕事を愛すべき(そういった

 仕事を見つけるべき)

- 時間を無駄にしない。今日一日しかないとし

 たら何をするかという視点で物事に取り組むこと。

や(結構意訳)、さらに原文どおりだけれど、

- Sometime Life will hit you with a brick, don't lose faith

- Follow your heart and what you truly want to become, everything else is secondary

など、そして最後のこの言葉

- Stay hungry, stay foolish

が心に突き刺さった。尚余談だけど、Foolishというのはアントニオ猪木の「バカになれ」に通じる話かと思う。常識や他人が作ったドグマなどを取っ払って、自由に発想しろということかと思う。


両者のスピーチを聞いていて、自分の至らぬ所に気付かされ、もっと真剣に一日一日を過ごしていかないといけない、と深く反省。


追記

上記に加えてBill GatesHarvardでの2007年卒業式のスピーチも聞いてみたけど、こちらはちょっと上記と趣が違い、貧困撲滅や不平等の為に貢献しようと呼びかけるもの。これは昨年のうちの卒業式でのPresidentのスピーチと同様のもので(以前アップしています)、僕の興味にあう話としてこれはこれで興味深い。


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Tuesday, April 15, 2008

穀物価格上昇

最近よく耳にするようになった標記の話題だけれど、以下のリンク先でNYTの記事になっていた。

http://www.nytimes.com/2008/04/16/world/europe/16food.html?ref=world


ハイチなど深刻な問題となっている国もあるということだけれど、本問題は、様々な要因が絡み合っていて、複雑だ。

先回のエントリーで紹介したBiofuelに係る作目転換による穀物値段の上昇についても記事では触れられていた。加えて天候不順や高い石油の値段や輸送コスト、比較的裕福となったアジア各国の肉類や酪農品の需要増などが理由として考えられているとのこと。

農業という観点だけで見ると、近代農業が肥料を使用して農業生産性を高めてきたわけだけれど、工場での肥料の生産に必要な石油の値段は高いし、そもそもその資源枯渇の懸念などから研究されてきたBiofuel(この場合はとうもろこしが原料のFuel)の利用促進が、別の形で農産物の価格が高騰した理由のひとつになっているというのは皮肉なことかもしれない(ちなみに日本の農水省のHPによると、食料と競合しない日本型バイオ燃料生産拡大対策に向けての取り組みも行われているよう)。

もちろんBiofuelが唯一の理由ではないだろうし、各種ある理由の中でメジャーなのかどうかも今言えないけれど。

こういった背景があれば、食糧安保的な考え方から自給率をあげなければという議論もでてくると思う。特に日本はカロリーベース総合食糧自給率はH18年度で39%(出所:MAFFホームページ)と低い数字であり、今後の国内議論には注目したい。

Simpleに言えば、解決の為には食糧が増産されればいいのだけれど、その為には環境に配慮した形で、1)単位面積あたりの収量をあげる、2)耕地面積を拡大する、が基本戦略。LISA(Less Input and Sustainable Agriculture)を実現しながら二つが可能となるのがベスト。

1)の解決の方法としては、最近開発の世界で注目されているSRI(System of Rice Intensification)という農法が1つの解決方法となりうるかもしれない。これは特段の現状のインプットを特段変化させることなく、農法を変えることで収量増が期待できるもの(環境にもやさしいということになっている)。

2)については、いたずらに森林を伐採して耕地を広げるのは問題だけれど、ポテンシャルがある未開発地を農地として開発するのは必要な話だし、例えば普通は植物が育たないような耕作不適地(アルカリ土壌や酸性土壌など)で穀物が生育可能となれば尚いいわけです。

これらを実現するための一研究方向として、遺伝子組み換えを使ったものがあるけれど、これも組み換え作物の健康上の懸念や生態系への影響などからまだまだ議論の最中(僕が日本の大学院で所属していた研究室がまさにこの分野の研究を行っていたのだけれど、教授がいつもこういった議論をしていた記憶あり)。

逆に、需要を抑えるという意味で、例えば先進国の飽食を抑える、生産に大量の穀物を必要とする肉類の消費を控えるとか、そういった案も考えられる。しかし、人間は一旦享受してしまった豊かなレベルを落とすには抵抗があるもので、大きな方策としては現実的ではないけれど、一人ひとりが意識して行動することは重要。

と、結論も脈略もなく書きなぐってしまったけれど、とにもかくにもエネルギー問題や環境問題とも密接につながるこの食糧問題。この問題は、人間が生存する為の最も基本的で重要なこと。いろいろ物事は繋がっているのでTrade offの面はもちろんあるけれど、バランスと優先順位を考えて解決すべきだし、解決の為には様々な関わり方がある中で、微力ながら自分の出来る分野に関わることで多少なりとも貢献できればと思う。

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Monday, April 14, 2008

徒然日記

いつもの徒然日記。

4月中旬になろうかというところ、暖かいはずだと頭で思っていて服装も春めにしつつ、昨日は短パンはいてみたら朝ちょびっと雪もちらつき寒い寒い。まだまだイサカはよくわからん気候です。

と、そんな昨日のフリースと短パン姿、考えてみたら大学4年の春先関西遠征にいった時に着た服装と一緒。物持ちいいと人によく言われるけれど、物は親の影響か、確かに大事にしています。基本的には壊れるまで使うのが性分なので(もったいなくて捨てられない)、ジックリ時間をかけて一生涯使っても後悔しないような物選びこころがけています。以前も、大分擦り切れて僕的にはもう使えないだろうという物ですら、まだ役にたてるところがあったらということで、出張先で農民達に配ったりもしたし。

それはいいとして、土曜日はフットサル、AさんSurprise birthday party、日曜日はJGSAの餅つきなどあって、それら準備やお手伝いであっという間に終ってしまいました。Surprise partyでは、これまでの企画を進化させた”Reborn~孵化”(なんだそりゃ)や、餅つき会でも、炊けたもち米を臼に移す際のネタ等ひとしきり大人気なく騒いでしまいました。ま、それ見ていた皆さんも楽しんでもらったようでなによりではあります。

あ、土曜日Wegmansで誕生ケーキを買う際、小麦粉や大豆油等の値段の上昇に伴う値上げについての説明版があって、それによると農家が食用の小麦生産からBiofuel用のとうもろこし生産へ作目転換している為の値段上昇とのこと。もしそれが全米的な傾向として本当であるならば、農家としては、全体的な観点での消費者への安定的な食料供給というより、とうもろこしのほうが個人利益が上がる故の行動であろうし、インセンティブ優先のアメリカ的な状況かもしれないなと勘ぐってみたりしました。想定されるBiofuel用とうもろこしの相対的な高買取価格に対し、政府が補助金を出しているのかもしれないし(インセンティブ与える際によく採る政策ですよね)、調べてみると面白いかもしれない。



以前、アメリカが中南米のとうもろこしをBiofuel用に大量に買い付けて、当該国での食用のとうもろこし不足が危惧されているという話を読んだことがあるけれど、似たような状況がアメリカ国内でも起こっているということもいえるかも。


と、いつもの脈略のないアップでした。

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Friday, April 11, 2008

長話

昨日夜、夜飯自炊しようと部屋でご飯の炊き上がりを待っていた8時半ぐらいにHousemateがノックしてきたのだけれど、用は、チベット仏教の日本語翻訳版が手に入ったからあげるというもの。

自分のことを気にしてくれたということだと思うととても嬉しくて、また怒涛のおしゃべりに。内容はとても多岐に渡り、チベット仏教の細かい内容から、ダライラマの教え、今回の騒動含め中国とチベットの関係とオリンピックとの関連、中国共産主義からアジアの歴史、また第2次世界大戦やイラク戦争、アメリカのPros and Cons、日本の安全保障、自分の仕事の話、保守とリベラル、最後は三島由紀夫についてなど、頂いたBudのみながら気がついたら12時半。。。

で、夜飯くえなかったよぉ。。。

と、結局昨日一食しか食えなかった、というのはいいとして、アメリカでこういう話になるときに一般的にムツカシいなと思うのは、自分も自信を持って強く主張できるほどいろんな分野に詳しいわけではないということに加え(そもそもそういう事実の解釈すら難しいのだろうけれど)、相手と歴史教育や文化的背景が共有されていない中での議論を不自由な英語でするということ。なので、パーティーの席など、あまり深くない知り合いとこのようなお話はしないほうがいいのが基本だとは思う。

そういう意味では、Housemateはアメリカで育った白人でアジア好き、現在はチベット仏教を勉強しているということで複眼的思考ができるModestな人間だし、なによりお互いの性格をよく知っているので、穏やかに話をすることができた。

いつも思うのが、やはり歴史や哲学、宗教や政治など、自分の専門以外の教養も重要だなということと、holistic viewを持って1つの見方にとらわれすぎないということ。特に前者は、常に深めるように心掛けないといけないっすね、反省です。日本のこともちゃんと英語で語れるようにならないと。

三島由紀夫も、ちゃんと読まないといけないなぁ。。。時間あるときに、、、ね。。

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Wednesday, April 09, 2008

旅行

また更新が滞ってしまいましたが、先週実はFloridaにいって来ました。Spring Breakにはどこにもいかずイサカにいたということもあったので、semester中ではありますが忙しい学生の方、また働かれている方にはご勘弁頂ければと思います。

Miami beach(主にSouth beach)と、Seven Miles Bridgeを通ってKey West、さらにEverglade国立公園の西側まで遠出をし、フロリダ半島南部を東は太西洋、南のカリブ海、そして西のメキシコ湾と駆け足で見たことになります。

- Miami

- Seven Miles Bridge

- Key West

-Everglades国立公園


この時期でも気温は20度以上、椰子と青い空、青い海が南国情緒たっぷりで、また地理的にスペイン語を話す人も多く、観光地から湿地や汽水域のMangrove林まで、東部の田舎町にいるだけでは伺いしれない、新たなアメリカの多様性、広さを感じる素敵な旅でした。また今回もいつもの通りいろんな出会いやエピソードもでき、後で振り返った時には楽しい思い出話が沢山できそうです。

旅の終わりにはせつないこともありましたが、戻ってきたイサカでいよいよこれからさぼりにさぼっていた大事なこと(あ、論文のことっす)に集中していかないとというところ。

追記

昨日ホームでのSyracuseとの試合、815で惨敗。うちはやはり経験不足でミスも多く、Syracuseは対戦時で全米1位ということで、総合的に相手が一枚も二枚も上手でした(うちのOFOff ballで足が止まっていたし、ATMFの有機的な連携もあまり見られず攻撃が単発。また相手のFaceoffが強く点取られてDF、パスミスや安いシュートでturn overDFなどDF時間が多くMFが疲れていたような印象。相手Dもよく考えていてこちらのミートを切りにかなり張ってきたのも、OFのリズムが崩された要因。では空いた中のスペースをどんどん使ってカットインや1 on1で行けいいはずだけれど、相手も上手かったしこちらも疲れていてそれも叶わず)。これで現時点での戦績は82.あと強豪は19日のPrincetonだけということで、おそらくPlayoff First Roundには出場できるのではと思います。まだ2敗ではありますが強豪チームには勝てていないので、Playoff後どこまで行けるか、とにかく頑張ってほしいもの。

それにしてもSyracuseawayuniform、オレンジ一色でちょっとかっこ悪かった。


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