Sunday, April 29, 2007

Grad Ball, Asian Night

金土のイベント2発。

①Grad Ball

大学院生用のダンスパーティーが金曜日の夜Sage Hallで。正装(盛装かも)して参加とのこと、ネクタイ、ジャケット着用で友人達と参加。

Ball、つまりBallroom Danceということで、社交ダンスを踊るというのがそもそもの意図だったんだろうけど、社交ダンスを誰っていた組はわずか。やっぱり皆さん踊れないよね、さすがに。で、夜も遅くなったところで人もだんだん集まりだし、その頃から音楽も普通のクラブでかかるような音楽になったということもあってか参加者皆さんがんがん踊りだしました(僕も友人達とちろっと踊ってみたりして)。授業で知り合った友人も幾人か来ていて、オトナな雰囲気で(?!)楽しめました。Ithacaの田舎に閉じ込められてますんで、こういった機会が大学であるのはいいです。



で、女性の皆さんについてなんですが、普段はお化粧も控えめ(ノーメーク?!)でめちゃくちゃCasualな服で授業なんぞにでたりCampusなんか歩いていらっしゃるわけで、ちゃんとおめかしして素敵な服着ると、やっぱ皆さんいいっすね。どきっとしちゃいました、ハイ。日本に帰って銀座とかあるいたら卒倒しそうですな、やばい、やばい。

②Asian Night

土曜日の夜は様々なアジア関連のAssociationが参加したAsian Nightが開催されました。このAsian NightにJUSAが参加することになっていて、その出し物の一貫でマツケンサンバをやるとのこと、JUSAより出演依頼があり参加してきました。




出し物にはMega showとMini showがあり、マツケンサンバはMini showで。他のAssociationのMini showでの出し物はそれぞれ文化的な匂いのするダンスが中心で、よかったはよかったのですがインパクトにはややかけたかなぁと。そういう意味では、JUSAのマツケンサンバと太鼓(邪馬台)はインパクト大、Mini showの中でも目立っていたように思います。

なんか、underの子たちの印象が完全に”マツケンのnakacho-san”もとい”マツケン-san”になってしまった感があります。。。

以上

追記

今日、快晴。朝のテニスも久しぶりに外で。気持ちいい。お花達もここぞとばかりに咲き出してます。英語だと、Bloom outって感じなんすかね。サクラ(梅って話も。でもサクラだと思うんだけどな)もやや葉桜気味ですが、綺麗になってきました。ここ一週間でとりためたお花の写真も適当にアップしてみます。




おっと、大事なこと書き忘れた。28日土曜日のLacrosse Brownとのawayでの試合は11-8での勝利(ちょっと気抜いたのかも)。けど当然無敗継続中。これでIvy Leagueの優勝は確定だと思います。残りのRegular seasonの試合はHome4日金曜日夜7時からHobartとの一戦を残すのみ。unbeatenのままPlay offに出てもらいたいものです。

Friday, April 27, 2007

スープと新聞記事

今日は気分の悪い話を二つ。

1.スープ

いつも食事をしているCollege townの○ポロで今日も夕食をとった。スープを飲み干そうと残りを口に入れた際、スープなので具を激しく噛むことはしなかったけど、なんか違和感のある歯ざわりがしたので、その異物をお皿に出してみた。

そしたらなんと

ダンゴ虫みたいなムシ

が出てくるではないか。

マラウィの農村で淡水魚の干物を食べてえらい事になったり“食”についてはいろいろ経験しているので多少のことでは問題ないけど、久しぶりに気持ち悪くなった。

ま、噛み砕かなくてよかったけど。。

2.読売新聞の記事

Mixiのニュース記事を眺めていたら気になったタイトルがあったのでリンクにとんで見た。読売新聞のODA関連の記事(最後に一応転載もします)で、タイトルは

「02年度のODA、312億円が使途不明…供与額の99%」。

おいおい、ちょっと待て。ODA関係に詳しくない人がタイトルだけ読んだら、“ODA全体の99%が使途不明?!”→“ODAってやっぱ胡散臭いんだ”という図式になってしまうじゃないか。

この手の論理性のない記事、読んでて気分が悪くなる。読売は実家で購読してるし、その他の記事は極端におかしくないので個人的にはそこそこだと思っているけどODAネタについてはこういった記事書くんだな、読売。これじゃ○日新聞と同じじゃないか。記者の品性を疑いたくなる。

理由は以下。

①全体と部分の恣意的すりかえ

外務省のODA白書によると、02年のODA実績は92億8,300万ドル(ざっくり1ドル120円換算でおよそ1兆1140億円)。この記事の99%と言っている金額の全体は、あくまで「債務救済無償資金協力」(記事曰く。実は僕このスキーム知りませんが)という1スキームの2002年度の供与額だけ。部分のPercentageだけ述べて、必要な情報は省き全体のPercentageをイメージさせる手法、これ、よくあるやり方。312億円という金額は僕も含め一般庶民からすれば巨額ではあるので、ODAをよく知らない一般の方はそれが全体だと勘違いする方もおられると思う。タイトルは正確に事実が伝わるようにつけてもらいたい。

②イメージの悪い「使途不明」という言葉の意図的使用

「~円が使途不明」というと、”使途不明金”を想像させる。”使途不明金”は、会計管理をきちんと行っていることが常識でその能力もある先進国において「法人の会計帳簿上使途が不明なお金」という理解で外れていないと思う。もっと言うと、”使途不明金”から、税務署に報告できない悪い使途(裏金等)なので会計上不明になっている汚いお金というイメージを皆さん抱くことと思う。

今回のポイントは援助先の途上国が使途報告書を提出していないということであり、確かに現時点で使途がわからないお金ではあるけれど、それが当初目的通りに使われていないと断言できるわけではなく、実績がneutralに現段階でわからないという話である。

しかしこの記事ではそういう書き方ではなく、あえて「使途不明」(百歩譲って必ずしも用法が違うわけではなくグレーゾーンなのかもしれんが)という言葉を使うことで上記をわざとイメージさせる恣意性を感じる。単に「相手国政府からの報告書未提出のため使用実績が把握できず」という表現でよいと思うのだが。

③思わせぶりな文章

記事には、「援助資金のずさんな管理実態を浮き彫りにしている。」とあるが、一体誰の管理なのか。

記事によれば、「日本と相手国政府が合意した品目リストに沿った物資などを購入するのが目的で、供与後2年をめどに使い切り、日本側に使途報告書を提出する取り決めになっている。」とある。僕の経験上も、こういったスキームでは必ず日本側と相手国政府が用途などについて明記した外交文書を取り交わしているはず。であるならば、国と国の約束に基づいて日本政府が無償資金援助したわけで、その時点で日本政府の役割は原則終わっており、その資金は国際約束に基づいて相手国政府が責任をもって使用すべき話である。つまり、ここで非難されるべきは、日本国政府ではなく相手国政府なのではないのか。 もちろん日本政府がなにもやらなくてもいいと言っているわけではなく、第一義的には、ということ。

なのに、日本語特有の主語省略によってあたかも日本政府の援助資金の管理がずさんかのような印象を与える文章を書くのはフェアではないと思う(もっと言うと、主語を書かないことで逆に後で言い逃れもでき卑怯)。本来なら「大事な税金で支援したのだから、国際約束に従い相手政府は即刻報告書を出すべきである。何年も連続で義務を果たさない国に対しては、厳しい対応を」、ないしそれでも日本政府を批判したければ、「日本政府はもっと相手国政府に対し義務遂行を要求すべきだ」といったような記事になるはず。


以上主な理由を述べたが、僕だって国民の税金であるODAはキチンと使われるべきだと思うし、メディアがその使用実績など注視するのは当然だとは思っているけど、残念ながらこの記事によって「ODAは悪」という図式を国民に扇動しているのではと疑わざるを得ない。

一般論になるけど、日々こういう記事にさらされている可能性を思うと、我々ひとりひとりの記事を読み解く力が本当に問われると思う次第。我々の努力に加えて、当然ながらメディアもフェアで良質な記事を書いて頂きたい。

本当はこんな記事にいちいち目くじらを立てる必要もないのだけど、①アメリカのこの地で、②ネットという距離を飛び越えるツールのうち、③Mixiという若者への影響が大きいSNSのニュースの中、④いろいろな記事があるはずなのに容易にこの低質記事が発見されてしまった、ことにちょっと危機感感じたわけです。

もっと他に重要な出来事あるだろうに。。と、今日は珍しく時事ネタまで。

――引用(リンクは本文ではっています)――

02年度のODA、312億円が使途不明…供与額の99%
 
開発途上国に対し、日本の政府開発援助(ODA)として行われた「債務救済無償資金協力」で、2002年度に供与した20か国(総額約316億円)のうち19か国が使途報告書を提出しておらず、少なくとも総額約312億円が使途不明になっていることが、読売新聞が行った情報開示請求などでわかった。

 この資金供与は、円借款の返済が困難な国への追加支援だが、会計検査院から使途の監視が不十分との指摘もあり、同年度で廃止された。供与後5年近く経過しており、援助資金のずさんな管理実態を浮き彫りにしている。

 この援助は、円借款の債務返済が滞った国を対象に、一部が返済された際に原則、返済額と同額を無償で供与する仕組みだった。

 外務省によると、資金供与は、途上国の国民生活向上のため、日本と相手国政府が合意した品目リストに沿った物資などを購入するのが目的で、供与後2年をめどに使い切り、日本側に使途報告書を提出する取り決めになっている。

 しかし、02年度に供与した20か国のうち、これまでに使途報告書を提出したのはマリ(供与額計約4億円)だけ。バングラデシュの223億円分を含め、19か国の計約312億円分の使途は報告されていない。

 01年度の供与国でも、18か国中、インド、ミャンマーなど5か国(同約229億円)から報告があったが、13か国(同約86億円)の使途は不明だ。01~02年度とも使途報告が出ていないのは、ネパール、ラオス、スリランカ、タンザニア、ザンビアなど12か国だった。

 この資金協力を巡っては、00年に検査院がまとめた調査で、1994~97年度までに資金を受け取った20か国のうち、一度も使途報告書を提出していない国が14か国に上り、多額の使途不明金が判明。報告書を毎回、提出していたのは2か国に過ぎなかった。このため、検査院は外務省に使途の監視強化を要求。その後しばらくは改善が見られたが、01年度以降の供与分で、再び提出国が激減した。

 外務省無償資金・技術協力課は「毎年、使途報告書の提出を求めているが、開発途上国の行政能力の問題もあり、出してこない国が多い。今後も、使途を報告するよう引き続き関係各国に呼びかけていく」としている。
(2007年4月27日3時27分 読売新聞)

Sunday, April 22, 2007

Princeton戦!!!

昨日土曜日、心待ちにしていたPrinceton戦がHomeでありました。前後のイベントとあわせ、ブログにしっかり記録しておきたいと思います。

まず書いておきたいのは、天気が激よかったということ(友達の口調が移ってしまった・・)。素晴らしい天気の中、全てのイベントが最高でした。

1.BBQ その1

試合開始前、会場近くに友人達で集まってBBQを。友達のイケメンAlexは、かわいこちゃんJulieと付き合っているのでは、なぁんて先学期日本人の友人の間で邪推してたんだけど、最近どうも一緒にいないとおもったら別のこれまた綺麗な子つれてきてました。そういえば、前Pennの試合一緒にみたときも、昨日とはまた別の子つれてきてたっけ。イケメンだしなぁ、Alex、このやろーって感じ(笑)。

それはおいといて。

BBQ開始が試合開始45分前と遅く、試合が一番大事な僕はやきもき。Charcoalに火つけるのも時間かかるし、片付けまで考えると、45分で最初から最後までやるのってどう考えても無理。時間の感覚がねぇ、ちょっと(笑)。。。案の定、試合は後半からとか、下手したら最後見に行けばいいんだろ、なんて皆いいだす始末。僕は日本人の知り合いの方に僕の解説付きで一緒に観戦することになっていたし、なにより試合を最初から見たかったので試合開始直前にそのBBQを抜けて日本人の知り合いの方々に合流することに。

この時点で僕ビール2本あけてました(飲んじゃいましたね、一週間で。。。はは。でもバカのみはしてません。自重しながらです。。言い訳ですが、外がめちゃくちゃ気持ちよくて。。)

ちょびっとでも外で友達と集まるのも、いいもんです。



2.試合

BBQ後日本人の方々と合流、一緒に観戦。

Princeton Tigersの今年の成績は、VirginiaとJohn Hopkinsに負けただけで2敗、全米5位、昔からの強豪で同じIvy league所属。Princetonといえば、大学時代にアメリカから取り寄せたビデオを見て研究した、いわばLacrosseのあこがれの大学。その大学が目の前で全米1位の自分の所属大学とRegular seasonの試合を戦うという、まさに僕にとって、いや日本のLacrosse Fanにとっても涎物の試合。

日本人の友人は、researcher、post doc、Johnson、その他のgrad、そしてunderの知り合いの方やそのご家族も含め、最大15人ぐらいかな、集まったと思います。観客も総計10,721人とのこと、ケーブルテレビの中継も入っていました。





結果を先に書くと、10-6でうちの勝利!



僕がこの試合のMVPあげるとしたら、うちのGoalie47番Matt McMonagle。彼のセーブはめちゃくちゃよく、19セーブをあげSyracuseとは大違いのperformance。ホームの強みでしょう。相手のGoalieもAll Americanで確かに上手かったけれど、今回はうちのMcMonagleに軍配。

OFは、うちのATエースの17番David Mitchellからの得点はゼロで完璧に押さえられたけど、その他のAT、MFがバランスよく得点。うちは、前も書いたけれどBroken Situationや、Break等OF有利な状況でできちんと得点できるのが大変素晴らしい。そして今年のチームはATとMFバランスが大変良く、得点力もすごいと思います。これまでの11試合の平均得点は14.5点/試合。これは驚異の数字です。

Princetonは、途中DFでZone(ショートが下、ロングスティックが上を張る形<僕はこの陣形良く知りません>)を使い、その時うちは攻めきれていない印象もありましたが、その他の状況で着実に点をとっていますので、tidak apa apa(でも今後やや心配ですけど)。4Q残り時間数分で相手がZone使っている際、うちは時間稼ぎで本気で攻めておらず、Zoneではつめられないのでこちらとしては有利に時間が使えたかなと思います(さすがに途中でM2Mに変えて詰めに来ましたが、手遅れ)。こっちではストーリングの警告がでるのがやや遅い感じがしました。うちには有利でしたけどね。これ日本だったらあっという間に警告だされるなぁと思います。ちなみにうちのDFはシーズン通じてずっとM2M DFです。Zone使っているシーンはみたことないなぁ。

DFについてですが、相手のATエース20番にはうちのCo-captain36番Mitch Belisleがついてしっかり得点ゼロに押さえ、目立たないけどその働きにジーン。そしてDefensive MFの25番、Princetonの度重なるインバートの攻めに対し、基点となる相手MFの裏からの1 on 1を再三防ぎ(残念ながら一回決められてしまいましたが、完璧に抜かれたわけじゃなかった。。)、そのいぶし銀の頑張りに涙がでそうになりました(しっかり足でついていけるし、腰もちゃんと落ちてPush outもいいポイントで押せている。いいDefense manです)。こういう目立たない一人ひとりの活躍が積み重なってチームとしての結果がでるわけです。特にDFとはそういう性格が強く、僕Defense出身なので本当にそう感じます。(と書きながらまたジーンときてますが)。。

展開自体は結果として危なげなかったです。1Qでスタートダッシュ、その後は最後まで追いつかれることはありませんでした。

JohnsonのAさんは、「自分が見に行った試合、うち勝ったことないんですよねぇ」と以前おっしゃっていて、「じゃあ来ないで下さい(笑)」なんて冗談で言っていましたが、この試合でジンクスをいい意味で破りましたね。

見終わって感無量。最高です。これで全勝で1位Keep、Ivyでも実質優勝(あと1試合ありますが歯牙にもかけないはず)。残り2試合ありますが、双方格下なので全勝でRegular Season終えるでしょう。その後のPlay Offでどこまで行ってくれるか!この調子なら、NCAA Division 1優勝も本気で狙えます。Go Reds!この時期に東海岸に留学できてほんとよかった(ありゃりゃ、目的本末転倒か)。

来てくれた日本の方々もLacrosse楽しんでくれたようで、しかも応援しているチームがかったし、気持ちよく観てもらえたんじゃないかなと思います。こうやってLacrosseの面白さを伝えることも、僕らLacrosse OBの責任なんじゃないかなぁと思います。

3.BBQ その2

試合後、図書館でひとつレポートの仕上げをやっていたら、一緒にLacrosseを観戦したAさんから電話。「今日BBQやるんですが、よかったら来ませんか」。実は7時から大学で映画「Blood Diamond」を観る予定にしていましたが、寂しがり屋の僕は、どうせ同じ時間勉強しないのなら一人で過ごすより皆さんと美味しいご飯食べたほうが数段よいということで、参加即決。試合を見た方たち幾人か(年齢上のグループ、っと失礼・笑)とそのうちの一家族のお家のベランダでBBQ。日が長いので、綺麗な夕焼けの空を見ながらの楽しい食事。

北海道産のホッケ、ステーキ、焼き鳥、おにぎり、サラダ、ケーキ、美味しいご飯おなか一杯頂きました。お酒も自重しながらビールとワインを。またベランダから鹿が見えたり、自然の中で皆さんとまったりのんびりBBQ。東京や関東近郊じゃこんなことすぐできませんし、ほんと、贅沢この上ないです。

この会の参加者は僕以外皆さんご結婚されており、お子さんいらっしゃる方もいます。お子さんをおじさん皆でかわるがわる遊んであげたり(姪っ子と遊んでるときと子供達の反応がそっくり、かわいいっすね)、皆さんとの会話も楽しく、大変楽しませていただきました。寂しいことに昨日のメンバーの方々、僕以外この8月までに皆さんそれぞれ日本にご帰国されてしまうとのこと。出会いあれば別れあり、折角遠いアメリカの地で知り合いになれたので、日本に帰ってからも、なにかしら長くお付き合いさせて頂きたいです。

やっぱりこういうお食事の会に参加させてもらうといつも思いますが、イサカは家族でくるのが一番ですね。Aさん、誘ってくださって有難うございました、またHさんご一家、今日お会いするのが初めてでしたがオモテナシ大変有難うございました。


昨日は、天気よし、試合よし、BBQよしと、本当に気持ちのよい土曜日でした。

追記

今日も快晴、とても気持ちがよい日でした。

Thursday, April 19, 2007

Virginia Tech事件続き 他

今日は久しぶりにいい天気でした。先日積もった雪も大変な勢いで融けてます。やっぱ青空はキモチがいいですね。

さて、まずはVirginia Tech事件の件。大分事件の真相もわかりつつあるようですが、事件そのものというより、関連する事について思ったことを少々。

月曜日に事件が起こって今日は木曜日、これまで僕の個人メールアドレスに届いた大学からの事件関連のメールは合計5通(今日午後9時半現在)、学長や留学生事務所等が発信元です。そして今日はSage Chapelで追悼式のような行事も行われたようです(僕は授業があった為行きませんでしたが)。

うちの大学でこういう惨事を起こしてはならないということがまずあるんでしょうけれど、この一連の対応からなにより大学関係者の問題意識の高さが伺いしれます。日本だとやらないか、やっても対応遅そうですよね。特に学長がみずから率先して学生個人宛にメールを流すというのは、ようやらんだろうなぁ(認識違いだったら日本の学長の方々、大変申し訳御座いません)。もちろんそれほどShockingな大事件だったということでもあるのでしょうけれど。

メールからは、事件に対する哀悼と、大学のコミュニティーはひとつでなにか問題を抱えた人がいても皆で助け合うよってメッセージを受け取りました(大学は以前よりホットライン<カウンセラーや警察>を設置しています)。前のエントリーで書きましたが、うちの大学も潜在環境要因がありますから。

また、素早くdirectに個人にメールが届きましたが、今は情報を素早く全員に流すのに一番効果的なツールがメールで、それだけメールが生活の中にembedされているのだなぁと再認識しました。関連するcontextとして先日友人と話していて面白かったのが、ex-boyfriendと朝起きてお互いがまずしたことは、おはようと言うより先にPCに向かってそれぞれメールをチェックすることだったそうで、それってかなりweirdだよねって話。もちろん多少デフォルメして話をしているでしょうけれど、なるほどというところ。

Virginia Tech関連で思ったことまで。

さて、次の話題。今日授業でひとつプレゼンをしました。内容は僕がその授業で取り組んだIndividual Projectの途中経過なんですが、「インドネシアにおける米収量に与える要因の分析」と題し、前参加した調査で集めたデータを拝借し(publishしてないのでご勘弁を)、GISとregression analysisを用いて5つのindividual variables(主にSocial Factor)と米収量との相関を州レベルで見てみたもの。

以前やった調査では各々のvariableの統計データから全体的な傾向を定性的に見たものの、individual variablesとoutcome variableとの関連性をなにかしらのツールを用いて分析はしなかったので、今回そのデータを用い二つのツールで具体的な分析したことで、結果が楽しみでもありました。

もちろん、持っているデータの限界もありますし、州レベルのしかもsocio economic dataということで関連性を考えるときには沢山のassumptionがありますから結果をそのまま鵜呑みにはできませんけれど、面白い結果だと思います(長くなっちゃうので詳しくは書きませんが)。

ということで、なかなかexcitingなprojectになりました。もう一度分析結果をreviewして、あとposter作ったらこの授業も終了。

その他の授業でも、期末に向けて最後のPaperやProjectの作成に取り組み始めています。

そんなこんなで、僕の留学生活一年目2007 spring semesterも終盤になってきたことを感じる今日この頃です。

Tuesday, April 17, 2007

大雪とVirginia Tech銃乱射事件

今日はあまりよろしくない内容。

一つ目は天気。4月半ばなのに、今日大雪。気温は摂氏0度近くですが、1、2月にマイナス20度近くを経験しているためたいして寒くは感じないけれど、4月になんで大雪?というところ。先週土曜日にテニスでアメリカ人のおばちゃんから聞いていたし予報もチェックしていたので個人的にはやっぱり降ったのねというところで、授業で先生も「4月の大雪はunusual」といってました。このstorm、イサカでは雪だけれどNY州北東部では大雨で、洪水が発生し被害が出た地域もあるとか。

もう一つはバージニア工科大学の銃乱射事件。32人が亡くなったとのこと、なんとも言えません。イサカはアメリカでもExceptionalに安全とは言われてますし自分もそう思いますが、ここで起こったらと思うとぞっとします。

犯人はアジア系の男性とのことで(銃で自殺したようですが、顔が識別できない死に方らしいです)、ex girl friendを探して部屋を移動していたとの記事(NY times )もあるけれど、まだ動機はよくわかっていないよう。

仮に、犯人が学生(ないしそれに近い若者)で恋愛や学業、その他の理由でストレスが溜まっていたと仮定すると他人事ではなくなります。うちの大学でもそういったストレス(主に学業ってことになってますけど)で自殺率が高いというのは有名な話で、自殺もよくないけれど、そういったストレスの発散が他人に向かないよう、自分も含め学生皆、上手なストレスコントロールが重要と思った次第です。

大雪もVirginiaの事件も双方友達との間で話題にあがり、皆も主に上述のことを感じているようでした。

Monday, April 16, 2007

Hangover.....

昨日のJUSA Culture Showの打ち上げ、とても楽しかった。ハプニングがあったりしたけど、それも含めアメリカの大学生のパーティーの様子を味わうことができ、いい経験でした。

またマツケン踊っちゃたし。音楽がかかると自然に体が(笑)。

ただ。。

若い子たちと一緒に盛り上がりすぎた結果、酒飲み過ぎて今日はひどい二日酔いで一日廃人。あー、辛かった。こんなにひどい二日酔い、久しぶり。しかもHousemateに迷惑かけちゃったし。

一日の終わりになってようやく復活してきましたが、まだ胃は荒れてる感じです。今日やろうと思っていた宿題、全然できんかった。来週忙しくなりそうです。

もう暫くお酒見たくないっす。また同じことやらかすんだろうけど、でもしばらくいいです。。。

Saturday, April 14, 2007

買い物と野菜

テニス後、いつもライドをお願いしているH野さんがEast Hill PlazaのP&Cに買い物の用事があるということで、僕も久しぶりに買い物させてもらうことに。

車のない僕は、ライドのチャンスがあるときにまとめ買いをして、あとは学校の行きかえりにある小さなGrocery storeで最低限のものをちょこちょこ買う生活。

元来めんどくさがり屋でこっちでは自炊もほぼしてないし(shareだから気を使うというのもある)、買い物の為にわざわざバスに乗ってMallにいくこともほとんどしていません。

ということで今日はgood chance!いろいろ買い込んで(特に重い水!)帰宅。久しぶりに物選ぶのに夢中になって、H野さんがあっという間に買い物済んでおられたのに気がつかず、お待たせしてしまいました。。大変申し訳ないです。

最近野菜や果物食べてないなぁと思っていたので、Salad barでごっそりサラダと、そしてDoleのみかんのビン詰めも購入。

ということで今日の昼、夜ご飯は、サラダと親が送ってくれた味噌汁、食後のデザートにみかんを食しました。サラダは2回にわけて完食です。

ごっそり野菜食べました。みかんも美味かったっす。

と、なんてことのない土曜日の様子でした。尚、今日夜JUSAのCulture Show打ち上げParty呼んでもらったので、これからちらっと顔出してくる予定。

追記

Lacrosse速報。今日awayでのDartmouth戦、17-3で勝利、無傷10勝目。いよいよ来週末のPrincetonとの大一番に向けて、気分も盛り上がってきました。今日のテニスでも、たまに参加するアメリカ人のおばちゃんがLacrosse詳しくて、Syracuse戦等の話でおおいに盛り上りました。Princetonとの一戦、そのおばちゃんも応援行くようです。

Tuesday, April 10, 2007

vs Syracuse!

今日vs SyracuseのLacrosseの試合が夜7時からawayであり、さすがにSyracuseまで見に行くのは時間とられすぎるのでやめたんだけれど(折角観戦バスが準備されていたのに・・)、好カードということでテレビ中継をしていたため、耐え切れずCommonsのSports Barに一人で観戦しに行ってしまい、たった今帰宅したところ。

まじで超熱い試合。

1Q、うちが一気に8点とって実は楽勝かと思いきや、Syracuseもさすが強豪、2Qに一気に追いつかれ、あとは最後まで追いつかれては突き放し、追いつかれては突き放す展開。手に汗にぎる。

4Q最後残り48秒時点で一点差でうちがリード。しかしそこでSyracuseにミディーの1 on 1からのショットで得点を許し同点に。。。Oh my goodness。

なんとかポゼッションして残り8秒でうちがタイムアウト。8秒で点をとるためのオプション確認をしてさあ試合開始というところでSyracuseもタイムアウト。うちの攻め手見てからディフェンス確認したよう。こういうベンチワークも見所の1つ。

そして両チームタイムアウト使い切ってから最後数秒の試合開始!

結末は、ミディー42番のMax Seibaldゴール横からの気迫の1 on 1で(ロンミがついてたけど、ものともせず)シュートをゴールにねじ込みなんと得点、すぐに試合終了!!!!劇的な勝ち越し、うぉぉー!!!

結果16-15でうちの勝利。

超白熱した好ゲーム、まじ最高に熱く、面白かった。

この日、正直うちのGoalie47番Matt McMonagleは調子悪かった。セーブできるようなシュートすこすこ入れられてたので、それがなければもっと楽勝だった(試合に”たられば”はないんだけど、勝ったから許してください)。一方SyracuseのGoalieのセーブはよかった。

また、Face OffもほぼSyracuseにとられうちには辛い展開だったけど、うちはBroken situationを確実に生かして得点していたところがGood。点とる基本のシーンできちんと得点できるというのは、重要なことです。

Barでは、近くにSyracuse応援しているがらの悪い白人のおっさんがいて(しっかりSyracuse Lacrosseのcapかぶってた。。)、絡まれないように、うちのいいプレーにはこっそり小さくガッツポーズしつつうちを応援。となりにいた黒人のおいちゃんはやけに冷静でどっち応援してるか微妙だったけど、勝った瞬間僕に抱きついてきたからうち応援だったのね。おいちゃんもがらの悪いおっさんケアだったのかな。

よし、これで開幕9連勝。負けなしで一位keep。次の大一番は、14日のDartmouthとの試合をはさんで、21日homeでのvs Princeton。Princeton はSyracuseに12-8で勝っており、またIvyでのライバルということで負けられない試合。こりゃーなにがなんでも絶対応援に行きます!

Go Red!

天空の城ラピュタ

見てしまった。。。宿題あるのに。。。

去年、マラウィに出張した際に一緒に仕事をさせて頂いたJOCVの方から電子ファイルで頂いていて(ってこういうこと書いちゃ法的にまずいか・笑)、今まで再生できなかった奴。今日適当にPCいじってたら必要ソフトがダウンロードされて、見られるように。

やっぱりいい。考えてみると、これは1986年の作品で20年も前の作品なんですね。でも扱ってるテーマは普遍でちっとも色褪せてなく、やっぱり僕これ、宮崎作品の中で一番好きだ。大人になった今の僕でも十分楽しめる、良質のエンターテインメント。

そしてシータ。。。やっぱりいい。初めて観た時からその魅力、衰えることを知らない(当たり前か、向こうは変わんないもんね。僕の価値感が変わらない限り、衰えないよね)。永遠の憧れです。結婚して下さい(笑)。

ちなみに、パズーの住んでいる炭鉱の町、マチュピチュにそっくりだった。

そんなこんなで。

追記

今日たまたまJUSAの方に会って夜飯ご一緒させてもらったんだけど、あるwebにCulture Showのマツケンサンバの様子がアップされているということを教えてもらって、早速見てみました(恥ずかしいんでリンクは張りません)。

見てみて気がついたんですが、自分結構音痴ですね(下手なほうではないと思ってたんだけど。。)。。踊りも、もっと堂々としたほうがよかったな。。ハハ。

次回(って、そういうの今後やるのかわかんないけど)はもうちょっとimproveできればというとこでしょうか。

Sunday, April 08, 2007

Movie3連発

ということで、以下の3本観ました。

①Small Fortune

Microfinance Club主催のMicrofinance紹介MovieというかDocumentary Video。木曜日夜Johnson Schoolにて。これは勉強も兼ねて。

RuralでのMicrofinance関連部分はもうだいたい知っている知識だったのですが、初めて知ったのは、このモデルをアメリカの都市貧困層(金融へのアクセスが悪い移民層など)を対象とした融資に適用している事例が既にあること。NYCでも行われているようです。以前、同じ開発コンサルタント会社(ソフト系)のI社も、開発業界のモデルを日本にということで様々な試みを行っていたことを思い出しました。

今回の主催団体であるMicrofinance club、以前エントリーで書いたCIPA1年目のGrameen Bank出身の方を中心に立ち上げた団体のようで、Johnson schoolの学生を巻き込んで地元Tompkins countyの貧困層を対象にした融資を実際行うというChallengingな試みをしているとのこと。なんとそのVice presidentが僕と同じコース同期のインド人の友人でした。知らんかった。。

皆Activeだ。僕も頑張ろう。

②Babel

話題の映画でみたいと思っていたら、Uris Hallで金曜日夜9:45からやっていることを知り、宿題提出後の息抜きを兼ねて早速行ってきました(日本での公開は4月下旬?!)。



いやぁ、久しぶりにずどーんとくる映画みました。

扱っているテーマは、すばり「Communication」、そしてその断絶。今の仕事をし始めて、仕事を円滑に進め仕事の効果を最大限発揮させるための異文化Communicationについては折に触れ考えてきました。その結果、Communicationというのは、異文化(国や地域)間だけじゃなくて、例えば日本の中だって友人同士、会社の同僚、上司と部下、はたまた男性と女性、ひいては親子間だって、その本質は変わらないんじゃないか、というのが僕のとりあえずの考えだったんだけど、それがこの映画の主題とぴったんこ。

メキシコ、モロッコ、アメリカ、日本を舞台に、夫婦間、異文化同士、同じ国の人同士、親子間、友人間、様々な関係のcommunicationを扱い幾つかのストーリーが並行して描かれるんだけれど、それぞれのお話が主題でもストーリーとしても繋がっている。言葉をしゃべることができないチエコ(これが菊池凛子)の存在も、映画に深みを与えている(アカデミー助演女優ノミネートも納得)。言葉そのものの問題に加えて、言葉をどう扱うか、も重要だろうと思う。

ついでに言うと、モロッコやメキシコでのシーンが僕の仕事での経験とリンクしていやにリアルに感じられたし、また、めちゃくちゃ久しぶりに日本の様子をみて懐かしくなったりもしました。

映画では、Communicationがうまく行かないことでストーリーが絶望的なまでに悪い方向に向かってしまうのが悲しいところ。しかし、所詮Communicationなんて無理なんだ、という否定的な描き方では決してしてなく(と勝手に思ってますが)、分かり合えるclueも決して多くはないけれど描かれていたように思う。

あとは我々のとらえ方次第。結局人間って分かり合えないのかな、なんて思ってしまう人もいるかもしれないけど、極めて前向きな(?!)僕はそうじゃないと思う。

そんな僕のキーワードは、「理解と尊重」です。

観に来ていた友人達(韓国、アメリカ、日本)とも観終わった後にいろいろ感じあったことについて語り合い少々。日本でも、映画の味わい方として昔から見た後に映画の感想を語り合うのが好きだったので、こういうのもgood。しかも、アメリカの地でいろんな国の人と “英語”で話すなんて、まさにこの映画のテーマにぴったりで、感慨深い。

この映画これから日本で公開されるようですんで、日本でこのブログを読んでくださっている方、お時間あれば、観てみたらと思います。いろいろ考えるところがあるのでは。

そして観終わったら、身近な人、大切な人とのcommunicationを振り返ってみましょう。ちゃんとできてますか?communicationが原因ですれ違ったら、それは辛く、もったいないことじゃないかと思います(と僕も人のこといえた口ではありませんが・・)。

③Love Actually

友人がDVD持っていた為早速かりて日曜日にうちで。



切ない恋、悲しい恋、火遊びの恋、素敵な恋、いろいろな恋を扱っていて、多少ん?と気になった部分もあるけれど、これは万人受けする映画ですね。

また、映画の終わりと始まりには空港の到着ロビーのシーンが使われているのですが、僕も仕事や今の留学ででも空港を良く使っていました(す)ので、そこでの見送りや出迎えの切なさ嬉しさはよく知っているつもりで、素直にいいなぁと思いました。

そして、Babelを観た直後だったのでほんわか温かい気分に。やっぱLove actually is all aroundですかね。

といいつつ恋愛、、しばらくしてませんが。。



ということで、三つとも、いろんな意味でいい勉強になりました。

追記


Lacrosse、土曜日のHarvard戦見には行かなかったのですが、結果は15-6で楽勝。次の火曜日AwayでSyracuseとの一戦が肝。Syracuseは、学生の時にビデオでよく見たLacrosseでの憧れの大学のひとつ。その大学に是非とも勝って欲しいところです。

Thursday, April 05, 2007

JUSA Culture Show!

遅くなりましたが、約束通りのアップです。

以前のエントリーで書いた通り、1日日曜日に本番がありました。Culture Showは、主に日本人留学生のUndergradの子たちで運営されているJUSAが日本の文化を皆さんに紹介するというコンセプトのshowで、言ってみれば文化祭のような感じかな。

全体のプログラムは、簡単な日本の紹介ビデオ(面白おかしく作ってある)、Dance Performance、Food Contest(納豆を観客に食べさせてた。。)、Band performance、Trivia quiz、原爆ビデオ、そしてトリが和太鼓Performanceという流れで、お客さんは出された日本風お弁当を食べながらPerformanceを見たりクイズに参加したりしていました。

僕は、そのDance Performanceパートのトリを、

マツケンサンバIIのマツケン(YouTubeのリンクはこちら

として参加しました(今の日本の感覚からすれば、ちょっとベタで多少古いかもしれないですけど)。

2,3年前に会社の忘年会でちょっとやったことはあったけれども、今回は本格的にバックダンサー(undergradの学生たち)を従えての歌と踊り。

Costumeも、もってらっしゃる方いらっしゃるんですねぇー、知り合いのポスドクの方にお借りし、完璧な格好。

あのいでたちであの踊りということで、日本人を始め、その他の国の方にも大いに受けたと思います。笑いがどかんどかんおきてました。

ということで、写真をアップしてみます。


言うまでもなく、きんきらきん
の着物着て真ん中にいるのが僕、
ちなみに写真は友人から頂きました

Nakacho 31歳、やってしまいました。100人以上いる観客の前での歌と踊りということで、イサカデビューというところですかね(笑)。てか正直気持ちいいですね。昔ジャカルタに出張中にbarで生band後ろにして無理やり歌わされたときも、舞台でスポットライト浴びた瞬間、アドレナリン分泌しまくりで気持ちよく歌ったことを思い出しました。

そしてDance以外のその他のperformanceもよかった。特に和太鼓がすごかった。中でも全体をLeadしていた女の子のperformanceには心動かされました。

そして、練習から本番への一連のプロセスに参加させてもらって、若い子達が(20歳前後)一生懸命Culture Showの成功のために一丸となって取り組んでいる姿や、本番終了後皆で達成感、一体感を味わっている姿を傍からみていて、僕も忘れていた何かを思い出しました。

加えて、こんなことも考えました。僕が自分の学生時代には、まわりの友人達はほぼdomesticで育ってきた人ばかりでバックグランドがほぼ一緒でしたが、この集まりには(JUSAという集まりの中でさえ)、日本人だけれど小さい頃から日本以外で育った方、高校からこっちにきている子、大学からアメリカの方、他のアジアの国からいらしている方、等等をはじめとして、皆さん実にいろんなバックグランドを持っておられます。若い頃から異なる文化で過ごしたことによる葛藤等いろいろ悩みもあるでしょう、そういったことをきっと考えながら、そして乗り越えつつ学生生活を送っているんだろうなぁということ。僕の学生の時は自分もドメ、周りもドメだったし当時こういうことを自分の事として真剣に考えたことはなかったです。

勝手な独り言だけれど、若く柔軟で多感な時期にそういった文化の違いなどを経験できたことを前向きに捉えてもらって、上手に咀嚼消化し(これが難しいのだろうけれど)皆さんまっすぐに成長していってもらいたいなぁなんて、思います(人の苦労も知らないで暢気なこと言うな、という点などあったら申し訳ないです・・)。

もちろん、人のこと言う前に、自分がしっかりした人間にならないといけませんが。。。


ということで、楽しくもいろいろ勉強させてもらったCulture Showでした。

追記
ああ、あした提出の宿題がまだ終わってないっちゅーときに限って、Blog書いたり逃避してしまうんだな。

Gimme! Coffee

予報通り、今日は雪(摂氏換算でゼロ度近辺)。三寒四温って書いたけど、ほんの数日で10数度変わられてもねぇ。。。

さて、今日は勉強中によく飲んでいるコーヒーを売っているお店について。僕がメインで使っているMann Libraryの入り口のすぐ近くに、コーヒー店のTrailerがあります。




お店の名前はGimme! Coffee


ロゴ

Wikipediaによると、NY Stateの小さなエスプレッソチェーンだそうで、ここIthacaを中心に、NYCにもお店があるらしい。で、Food & Wine Magazine やthe New York Timesから、2006年にUSやNYCでのTopないしBestコーヒーbarと評価されたとのこと。

正直僕は結構ミーハーな部分があって、日本にいる時はコーヒーの味そのものというか雰囲気で買っていて、会社近くのスタバやエクセルシオールやターリーズなんかで適当に飲んでました。ここでも図書館前にお洒落なかわいいTrailerがあるってこともあり、味を特には気にせず、ずっとこのコーヒー飲んでいました。

が、イサカには実はスタバもあって、以前スタバでモカ頼んだら(モカ頼んでいる時点で真のコーヒー通じゃないっすかね・笑)、なんだか凄くまずかったことが複数回ありました。やっぱGimmeは美味しいってことなんでしょうかねぇ。。多少でも味がわかってきたってことなんかなぁ。

ということで、日常のトピックでした。

追記

Culture show後、宿題に追われています。今日提出の宿題を終えて、今は明日提出の宿題にとりかかってます。すぐまた来週火曜日、木曜日が期限の宿題が待ち構えてます。。。

Wednesday, April 04, 2007

Group Projectとぽかぽか陽気

日曜日のCulture Show、そして今日火曜日(もう水曜日ですけど)のGroup Projectの提出と、直近の詰まっていた予定をこなして夕方からちょっと一息(今週もう既に木曜提出、金曜提出の宿題が次々襲い掛かってきているんですが)。

徒然に書きます。

今日提出のGroup Projectの御題は、CBA。仕事でもよく使うmethodで、自分は実際のところ仕事でかすっただけなので、留学を機会におさらいしておこうと思っていたもの。従い、Analysis部分は自分で率先してやる。題材はシアトルのViaduct修復プロジェクトのNSBとIRR計算、Sensitivity Analysisでalternative評価。今回memberそれぞれ忙しく(僕はsocialで忙しかったのですが。。)、提出ぎりぎりまでreport作成はずれ込む。僕以外二人はアメリカ人で、材料提供した後のreporting超はやい。さすがnative。あんだけの文章をあの時間では絶対かけません。。。尚CBAですが、授業では基本的な考え方が中心で、standingの概念は教えられましたが、どうやらinstructorがアメリカ公共事業domesticでやってきた人っぽく、いわゆるeconomic evaluationでのpricing (shadow price) には触れず、ちょい不満。

んでもって今日はぽかぽか陽気。最高気温は摂氏換算10度超えたと思います。キャンパスでも、皆薄着になってきた。最近なんだかキャンパスでかわいい子が多く目につくようになったなぁと不思議に思ってたんだけど、やっと理由が。冬はみんな沢山着込んでお洒落もなにもあったもんじゃなく、女性もほとんどズボンだったりしたのが、春めいてきて着るものも薄着になってきたし(ぶひ)、そのせいでいろんな服着てお洒落するようになってきたからですねー、きっと。スカートなんかはいた子もそういえば見かけるようになったなー(ぶひぶひ)。こういうのも相対的なもんで、留学当初はイサカお洒落な人いない田舎だなぁみたいな感覚をもっていたのに、冬でbaselineが下がったんですな。どきどきうきうき、春ですね。

そうそう、キャンパスでぶちゅぶちゅいちゃいちゃしてるカップルもやたら目につくようになって来た気がするんですけど。。これも春だからでしょーね。

今週木曜日ぐらいからまたちょっと冷え込むらしいんだけれど(雪との予報あり)、日本的な表現では三寒四温ってやつですね。木々のつぼみもこころなしかふくらんできたような気がしています。

そうそう、キャンパスにサクラありました。はやく咲いてほしいと思う今日この頃です。

もう寝ます、おやすみなさい。

Tuesday, April 03, 2007

Fire Alarm

つい先ほど、Mann Libraryで勉強しようとPCを立ち上げたら瞬間

「ビー」

と警報が。

おいおい、こちとらGroup Projectでmemberに渡さなきゃいけないpartすぐやんないといけないんですが。

と思いつつ外に出てみると、すぐ警報がやみ学生が中へ戻り始めている。

ありゃりゃ、誤報ですかい。

実は前も警報がなったことがあったんだけれど、感心するのは、学生達が、職員の先導などなにもなしで、警報がなったらすぐ荷物まとめてEmergency exit routeを通り即座に建物の外に出る意識が徹底されていること。それが誤報であれ、訓練であれ、もちろん本番(というか“本番”って言葉変か。ようは“事が起こったとき”)も。

しかも誤報について職員に文句いう学生も見かけない。日本だったらまず間違いなく文句噴出だろうと思う。

アメリカでは、とにかくアラーム鳴ったら外に出る、そういう教育/意識が徹底されているなと感じる。そういった判断が個人に任されていて、個人もそれを当たり前と思って実行している。

日本では、まずこれ練習じゃないのか、と疑ってみたり、職員の先導やアナウンスをまず待つようなところがあると思う。個人の判断も成熟してない部分があったり、全体としてのguideを求めてしまう傾向があるのかもしれない。

この小さな出来事からだけで全体は判断できないけど、こういうところで社会のありかたの違いが見え隠れして、興味深い。

Sunday, April 01, 2007

Lacrosse vs U Penn他

今日は4月1日。日本では新年度が始まりますね。こっちはいつもと変わりませんが。。

昨日土曜日、Culture showの練習、図書館の合間に、Lacrosse公式戦7戦目vs U Pennの試合をhalfまで観戦。この試合は友人数人と一緒に観戦。そのうち二人は過去Lacrosse経験者で、試合中も、プレーの批評等具体的なことが話せてgood。そして力の差は歴然。Halfで5-2だったと思うけど、試合結果をあとでチェックしたところ、20-5で勝利。Lacrosse部の同期が今U Pennに行っていますが、今回はうちの勝ち。開幕から無傷の7連勝。Ivy Conferenceも2連勝と波に乗っている我が大学。次は来週Harvardと。これもさっくり勝つと思います。



その日の夜、開発を語るdeep飲みをHさん宅で。うちの大学にはunofficialに日本人の開発を語る会的な集まりが昔からあり、この飲みで、正式に現会長さんから次の一年間、僕とHさんの二人が会長を引き継ぐことに。来年の新入生の方も含めて、なにかしら勉強になるような活動ができればと思います。

さて飲みでは、開発経済や日本のODAアクター連携の話から恋愛やカラオケの話まで硬軟おりまぜ朝5時過ぎまで。鍋をつつきつつビール、焼酎、ワインを。最近若い子たちと過ごしていたので(それもよいのだけど)、同年代の方達との話も楽しい。しかも開発経済についてはAEMのPhDをほぼ取られた方にお話聞いたので、大変勉強になった(あ、でも飲みすぎてあんま詳細覚えてないかも←だめぢゃん)。最後は力尽きてダウン、久しぶりにHさん宅にお泊り。

そして今日日曜日はCulture Show本番、先ほど無事終了しました!この様子はまたこんどアップします。