Wednesday, February 27, 2008

ヒゲとチョモランマ

なんとなく、今ヒゲをのばしている。めんどくさくて剃ってないだけだけど、一週間ぐらいたっただろうか。。

昨日今日と雪だったりしたので、今日は服装をoutdoor系にしてみたんだけれど、ふと建物の窓ガラスに映った自分の姿を見てみると、

「山に入って暫くたった登山家」

みたいな雰囲気だった。僕の知人はご存知かと思うが、僕はひげが濃い。もみ上げも長くしている。今の状況はといえば、頬、鼻の下、あご、首と、みんな繋がってしまった。。
記念に写真一枚でもとっておこう。

ま、雪降ってるここイサカもわりと「山」ですので、あながちおかしくもないかもしれません。ちなみに
ヒゲについては、今日そっちゃおっかなと思ってますが。

その「登山家」で、以下のネットでの最近の記事を思い出した。

”チョモランマ挑戦の三浦さんに、中国から登山許可証届く”
http://sankei.jp.msn.com/sports/other/080226/oth0802261040005-n1.htm

75歳になるプロスキーヤー三浦雄一郎氏。素晴らしいバイタリティーです。世界最高峰にアタックと聞いて、32歳の僕の可能性はまだまだ無限に広がっているはずと思った次第(実際はいろいろムツカシイこともあるのでしょうが。。)。

先日アップしたWhatever it takesのまさにこの文章が思い出されます。

”It is never too late to be what you might have been.”

「そうであったらと思う自分になるに遅すぎることはない」

あ、もちろん、あの方のこの言葉も思い出しますw。

人は歩みを止めた時に そして挑戦を諦めた時に 年老いていくものだと思います

元気があれば なんでもできる

以上

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Tuesday, February 26, 2008

雪とLAX

今日は一日大雪だった。昼の気温はたいしたことなかったような気がしたけれど、結構な量降っている。

ここんところ一週間ぐらいは、雪→積もる→溶ける→雪というcycleを繰り返していたような印象だった
が、天気予報では、週末までおおよそ雪マーク。

おかげでLacrosse、Binghamtonとの試合はCancel。ま、この状況でやられても、グランドメークも大変だろうし、やるほうも大変なら見るほうも大変。ま、観戦する気まんまんでlacross capにスウェット下はいてセーターにダウンと防寒対策ばっちりしていったんだけど。。

Cancelは知りながらもちろっとBartels hall近くを通ったら、Laxの面々がindoorで練習をやっていたので、ちょっと拝見。近くで見るのは初めてだったけど、さすがみなゴツイ。僕が見ている間は6 on 6やってて、Dはzone引いたりman to manで守ったりとシステムは多彩だったけど、なにせ若いということで1 on 1 もスライドも危なっかしい印象(biasかかってみてるかもしれないが)。しかし、それ以上にOFは冴えないイメージで、パスミスも多く、あれぢゃいかん(単にそのときだけ調子わるかったのやもしれませんが)。

ま、ちゃんと試合みたいっす。

追記

何人かassistant coach的な人に、「お前はうちの学生か」みたいな質問うけましたが、恐らく完全にスカウティングケアでしょう。もちろん「grad studentでbig fan of big redなんだ、今日試合cancelで残念」と伝えておきました。余計にも、10年前に日本でlacrosseやってて、coachもちょっとやったんだよね、みたいなことも調子こいてしゃべりましたが、例のアメリカ的complimentで「awesome」ぐらいで流されましたが。ま、なんにせよ本場アメリカ東海岸NCAA Div.Iの昨年全米3位のチームですからね、当然でしょうけど。

Monday, February 25, 2008

今日は軽めで

同居人の話。

何度か書いてますが、今僕は3人でキッチンやバスをシェアするタイプの部屋に住んでいて、今は、昨年から一緒のTroyと今年頭から入ってきた白人の女性の方と住んでます。

この女性の方、なんとネコ4匹連れてきていて、まあかわいいはかわいいんですが、共有スペースを駆け回っていますからなにかと気を使わないといけないことも出てくるわけです。イサカ生活では、なにかと猫にご縁がありますな。

その女性、愛想も普通で、まあそれぞれの生活をそれぞれ行っている感じでいままでよかったのですが、先週から、僕の飲み物用グラスが行方不明。。。。今までの生活上Troyでは有り得ずその方を疑っていたのですが、土曜日に彼女のグラスとともにkitchen sink横の食器乾燥場所に置かれていました。よし戻ってきたなと思っていたら、また昨日からなくなっていて。。。

その女性、自分のグラスによく似たグラスを持ってきているので、やはりその方が間違えているのではないかと思います。

ま、共同生活、こういうこともよくあるわけです。もう年齢も年齢なので今後こんな感じで共同生活をすることもないでしょうから、いろんなハプニングも楽しんで行きたいと思いま~す。

追記

いよいよ、今年もseason in!そう、Lacrosseです。今年のDivision I openerNavy23日に。Lacrosse Magazinepreseason rankingではうちは7位でNavy17位。結果はというと、スコア8-7OTの末接戦をものにした模様。はやくもGet excited!

昨年Division I 3位の原動力だったkey playersがほぼ4年生だったので今年は多少不安。まだ直接試合を見ていないのでなんともいえないですが、Roster見るとなんとbottom lineSeniorがいない!D的には今年は辛抱の年かもしれないです。そんなBig Redですが、明日homeBinghamtonhome opening match。格下なので激勝必至でしょうけれど、これ見て今年のチームのイメージつけます。


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Sunday, February 24, 2008

小話

車のない僕の移動手段は、もっぱらバス。もう一年半もバスにやっかいになっていますが、何回かやられることがあります。

そう、乗り込む際には自分の目的路線番号を表示しているけれど、その後乗客にno announcementで勝手に行き先を変えることがたまーにあるんです。昨日、それにあってしまって。

いやいや、まあすぐ気がついて降りたからいいはいいんだけれど、次のバスくるまで30分損した。チキショー(と、あんたどんだけ他に30分ぐらい無駄にしてんだって感じなんすけどね)。ま、その辺適当で、属人的対応のアメリカって感じですけどね。

と、そこはpositive思考の僕は、かるぅくcommons周辺を流して町をみる時間が増えたととらえたわけです。

それで発見したのが、結構空きテナントが多いなぁということ(カメラなくて写真とってなくて恐縮ですが)。以前のエントリーで地域活性化ということでイサカがいろんな活動が活発だと書いたばかりで、それと相反するような内容になってしまいますが。前回は、焦点を愛着とか誇りにあてたかったのでああいう書き方になったわけですが、もっとミクロにみると、実際小さな町の小さな商店の経営は簡単ではないのでしょう。

カレッジタウンの中華料理屋Apolloも自分の記憶の範囲で、自分がきてからここ1年半で2度値上げして4ドル50セントとから4ドル99セントになったし(10%程度の値段上昇)、物価も全般的に上昇しているのでしょうか(Apolloになって独占的に値段吊り上げているのか、材料が高騰しているからあげたのか、あまり買い物をしない自分は判断しにくいんですが。。)。地代が売上以上のペースで高騰し、支払いが困難になっているのかもしれません。一応、2年間で不動産は15%程度値段上昇しているみたいです。

http://realestate.yahoo.com/New_York/Ithaca

5 year market value changeのグラフから)

また、取り扱い商品にもよるかもしれません。現在でも賑わっているFarmers marketで扱っているような農作物、食品については、消費者にとって、地元の安全な食品を高くても購入するという意識はあるかもしれませんが、日用雑貨はいわゆる大手のTops, Walmartなどでいいかもしれません。

政府の関わりという観点では、市では、the Department of Planning & Development economic developmentを担当しているようです。ここは大学町なので大学が大きな雇用創出拠点となっていて、付随して日用品などは需要があるはずです。もちろん大学関連ビジネス、その他も含め企業活動が活発になれば経済も活発化し政府としても税収が増加、更なる社会資本整備に投資が出来、さらに企業が経済活動を行いやすいような振興策を実施したりなどすれば(例えば他の地方政府と比較して法人税の優遇等でしょうね)、ますます企業活動も行いやすく活発化する、というようないい循環ができるんでしょうけれど。

けど実際は、教科書に書いてあるような形での実現は難しいわけで。。以前職場の上司も言ってました。“PlanningArtだ”と。ある意味当たっているような気がします。

きちんと全体を示す数字を見ているわけではなく、あまり買い物もしない自分のかなり限定的観察 -biased sampling- の結果の徒然記述なので、読み流しをお願いします。

追記

「落ち武者がイサカに再び出現!」

ということで、昨晩は落ち武者ナイトでした・笑。Mさん、お帰りなさい、そして行ってらっしゃい。

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Friday, February 22, 2008

本紹介

ということで、最近読み終わった本を紹介。一冊は、修論にも関連してます。

1.創造的論文の書き方 伊丹敬之著 有斐閣

会社の先輩で同じコース以前留学されていた方の紹介で読んでいた本。これは良書だと思う。主に社会科学系の論文を書くときの注意事項が丁寧に書かれている。著者のそもそも誠実な文体と、論文の書き方としても誠実であれというところや、はしがきにもある通り本書で書いてあることが論文の書き方だけではなく様々な別分野においても適用可能というところも大変賛同でき、各論の考え方にも納得。日々漠然と考えていることを文字にしてくれた感じ。

さて、で、この本で言うことを自分の修論にあてはめると。。。。Hmm、仮説と証拠を育てる部分が弱いような気がするし(一番大事な部分ぢゃないか!)、まだまだ論文として幹や枝葉の整理もできてないけれど、漠然とどんな形でまとめないといけないかなというイメージが湧いてきた感じがします。

とにもかくにもまずはアウトラインからかな。「文章が論理をドライブする」ということで、まず文字にもしてみないとです。

もうひとつのポイントは、「締め切りのない原稿はかけない」というもの。誰でもそうなのねと思うとともに、耳(ん?目?)がいたい。。自分で設定せねばいかんということです、ハイ。

2.Whatever It Takes - A Journey into the Heart of Human Achievement Compendium Publishing

先日NYCで友人を案内していた時にSOHOPapyrusにてふと目に留まり購入した本。人生の成功の為にいろんな方が残した言葉を集めたいわゆる啓発もので、なかなか示唆に富んでいてgood

沢山いい言葉があるのだけど、お気に入りをちょっと紹介。

- “Why not?” is a slogan for an interesting life.


- Dreams are what get you started.

Discipline is what keeps you going.


- The best way to predict the future is to invent it.


- Love and do what you will.


- If you have a dream, give it a chance to happen.


- The fastest way to succeed is to double your failure rate.


- Passion persuades.


- They can because they think they can.


- It is never too late to be what you might have been.


追記

昨晩の豚肉生姜焼きについて。如何せん調味料が少ないので(といって買い足すつもりもあまりないのだけど)、味はしょうがと醤油だけ(友人のFまんも二つだけとか)。みりんやお酒などいれればもっと味も複雑になるのでしょうが、ま、それでも普通に食べられました。

とそのFマン関連で書かなきゃと思って今ふと思い出しましたが、以前より会ってみたいと思っていた、Fマンの家に住んでいるコンゴプリンスに先週初遭遇したのでした!ここぞとばかりにアフリカ滞在話をしてちょっと盛り上ってみましたが、プリンスに会えて感動したという報告まで。コンゴプリンスをご存知ない方は、linkにある彼のブログcheck it out!!

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Thursday, February 21, 2008

ふひー

なんだか集中力がありません。。。

こんだけがっつり毎日ブログ更新してるわけですから、ま、そうでしょうけどね。。(1月更新あまりしなかった時に比べると、更新し始めてから如実にrankingが上がっているのも更新意欲を掻き立てるわけでもありますが。。)

今学期は授業をとっていないので、外側からの強制力(いついつまでに宿題出さないといけないといったこと)が皆無な中、long wayである修論をまとめるということで、やはり元来怠惰な自分は流されてしまって。。

よくないよくない(と、何日間言い続けているのだろうか・・)。

さて、昨日含め最近の雑記。

1.月食

昨日月食だったようです。何気なく学校からの帰りバスを降りて夜空をぼぉっと見上げたら、月食が目にはいって。記憶の限り人生で初めて見たこともあり、とても感動。欠けっぷりなんですが、イメージでは境界がはっきりしていると思ったのですが、線はぼやぁっとしていていました。当たり前ですが、肉眼ではっきりと見え、寒かったですが大変貴重なもの見させて頂きました。

参考:http://en.wikipedia.org/wiki/February_2008_lunar_eclipse

2.Visa after graduation

ISSO主催の標題説明会に昨日夕方参加。僕は今F-1(学生) statusでいるわけですが、program修了後、仕事等でアメリカに残る場合のvisaはどんなものがあって手続きがどうなっているのか、概略のお話が聞けました。非居住ビザにも本当に沢山の種類があって複雑そうで、green cardを取得したい場合にはこのstatusがいいとか、なんだかいろいろ知っていれば得なようなこともあるようです。ま、移民法(名称いいのかな?)で決まっているというか、legalのことでしょうから、よく知っている人にいろいろアドバイスをうけるのが一番ということでしょうね。

参考:http://www.millermayer.com/resources/linkscont.htm

working visaについては、quotaがあるvisaもあるようで、年々受付開始から定員一杯になるまでの時間が短くなっているとのこと、世界的な視点で見ると、やはりアメリカで仕事をするのが魅力ということなのでしょうか。一方取得の為の雇用主の金銭的、アドミ的負担も相当あるようで、その負担を払ってまでdomestic studentよりinternational studentを雇用したいというmeritがない限りにおいては、なかなか難しいという面もありそうです。green cardについては、出身国にもよるようですが申請して数年待つというのが普通だそうで、それこそlong way to goですね。

それでふと思ったのですが、いわゆる日本人以外の方が日本に来る際のビザについて、意外に無知だなということ。前の仕事のときも、カウンターパートの日本研修に際するビザ取得支援なども(実際は工程管理ぐらいなのですが)多少はやっていたり、LPがinternshipで日本に行く際のビザ取得の話をしたりとかするのですが、具体的にはよく知らないなぁと。

で、外務省のページ。

http://www.mofa.go.jp/j_info/visit/visa/04.html

あ、日本も結構種類ありますねぇ。ざっとした理解は持っておいたほうがいいでしょうねぇ。

3.Speaking

コーヒー買うのに、最近はいつも自分のコップを持参してそこにコーヒーを注いでいるんですが、先日たまたまコップを持参せず、お店の紙コップでコーヒー買おうとしたときに、思わずいつもの通り癖で

”get refill”

といってしまって、”は?”という反応。そうそう、紙コップもらうならあくまで新しいコーヒーを買うわけで、"refill"ではないわけです。当たり前なんだけどなぁ、ふひー、1年半いても全然進歩が見られないな。。ま、その後の「あ、そっかそっか、そうだよね、おかしいよね、じゃコーヒー頂戴」みたいな対応ができちゃう意味では、進歩しているのかもしれないけど。

今学期でアメリカは最後だし、授業もとってないから1人篭っている期間も長くなりそうだし、もっと英語しゃべる機会ふやさないといけないなぁ。

4.友人達との再会

徐々にキャンパス等で会い始めました。授業をとっていないので、なんか嬉しい。特に同じコースIDの友人達やその他Mater論文を書く友人達には、会うと必ず「Paper、どう?」ってお互い確認。定期的に会う機会を作って、お尻叩きあったほうがいいかなってところで、よし、飲み会でも企画しよっと。←おい、いいのか、そんなんで。



あぁ、お腹すいてきたっす。今図書館ですが、もう帰ろうかなぁ。夕飯、今日は豚肉しょうが焼定食つくろっと。

追記
Hmmm、今日なにしたかなぁ。

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Wednesday, February 20, 2008

地域活性化

はやいもんです、2008年も2月下旬っす。3月、4月になればだんだん暖かい春が近付いてくるわけですが、それはつまりイサカに居られる時間が少なくなるってことでもあり、複雑ではあります。。

今日は、以前ふと思ってちょっと書き溜めていたネタのアップ。

ここイサカでは、Ithaca farmers marketで地元産農産品の販売やNYScoffeeチェーン(といってもイサカ周辺店が多い)のgimme! coffee”Ithaca is Gorges””Ithaca is Cold”等を始めとする地元ロゴTシャツの販売やレストランでの“Eat Local”の標語等、イサカブランドが大事にされているようです。一年を通じ様々なfestivalなども企画され、小さい田舎町ながら全般的に活発な印象を受けます。

地域の活性化のポイントとしては、その地域にあるresourceを活用し、誇れるものを作り(いいものであることは必要条件ですが)、他地域と差別化を計って付加価値をつけ、ブランド化するなどして地域外にも発信できるようにすることが重要だと思います。そのresourceとしては、スポーツでも、農産物や食事、言葉(方言など)、自然、建物、町並み、お祭りやイベント等有形、無形なんでもいいと思います。

そういうものがでてくると、そこに住む人々もその地域に愛着を持つようになり、それが誇りに繋がって、いい循環になっていくわけです(誇れるもの→愛着、愛着→誇れるものの順番については鶏が先か卵が先かの議論かもしれませんが、ま、practicalにはどっちでもいいかと)。

日本発で世界に広がりつつあるOVOPOne village one product:大分県提唱の一村一品運動)も上述したことと考え方は同じなんじゃないかな。

マラウィでやった仕事では、支援した地域で米を作っているわけですが、既にブランド化してパッケージなども作っていたので、自分の業務スコープではなかったものの、いいものは発信せねばということで、それを県知事に持っていき、管轄地域でこんないいもの作っているのだから是非宣伝してくれと依頼したりもし、知事も「よし、知事室に置いて宣伝するぞ」って言ってくれたりもしました。今漏れ聞くところでは、正に別に実施しているOVOPの支援と連携して都会のスーパーなどに米を出すようになったやに聞いています。こういった活動で、地元の人がますます誇りを持ち、生産活動に精を出してもらえれば正のスパイラルになるでしょう。

日本の例ですが、スポーツを通じた地域振興という意味ではサッカーの浦和レッズなどもそうではないでしょうか。レッズファンは相当筋金入りのようですが、彼らはきっとレッズに愛着や誇りをもっていると思うし、浦和市自体にも同様の感覚をもっているのではないかな。

自分の出身母体や所属団体にはやはり愛着ありますよね。アメリカでも、皆出身大学のTシャツやトレーナー、帽子などは皆よく身につけていますし、野球やアメフトなどスポーツなんかでは、地元チームの応援はハンパないです。海外に出ていると、日本に対する誇りも大変重要だと思うわけです(なんでもかんでもbestだっていう偏狭なものはないですが)。

僕も基本的には地元love的要素があり、日本では藤沢、湘南、神奈川県、やっぱり好きですね。また、イサカも好きになったのでPC”Ithaca is Gorges”Gimme!のステッカーはってます。

何を言いたいかというと、地域に対する誇りや愛着の気持ちが地域活性化には大変重要なんじゃないかなということ。もうちょっと話を進めると、そういった気持ちによる人々の活性化、地域の活性化によって地域の経済活動も活発化され、ひょっとしたら地元政府の税収増等の効果も期待できちゃうかもしれません(完全に夢物語のような気もしますし、もちろんこんな単純にいくわけでもないけれど、少なくとも前向きのドライブがかかるような気もします)。

上記仮説を検証するのも、卒論?修論?レベルでは面白いかもしれません。調査対象地域の活性条件(スポーツ、大学、祭り、commodity、景観等resourceの有無?また別な観点で誇りも持っている人の数?)や、国(文化の違いがきいてきそうですし)や場所によるresourceの使い方などの違いをどう分析に反映させるかもっともっと考える必要があるでしょうけれど。すぐ思いつく分析手法は、サンプル集めての回帰分析ってところでしょうか。

そんなこんなで、地域活性化についての一思考まで。

追記

完璧に修論作成から逃げていますね。。。分析進めんと。


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Tuesday, February 19, 2008

スリランカ雑感

今週は予定が入らない限り、自炊してお金をセーブする週間としていて、夜はもちろんのこと、昼飯も自炊してます。相変わらず、限られた素材しか使えない限られたメニューですけどね。

さて、スリランカの総括記です。ようやく書きました。。。

スリランカは実は初渡航になります。僕は南部州のHambantotaという町に凡そ3週間程度滞在し、休職中の会社のプロジェクト事務所に厄介になりながら修論のデータを集めていました。

この短い期間でなんとかかんとかやれた(かどうかは現時点でも実はまだわからないんですけど・・早く分析などすすめろって感じですが・・)のは既にestablishされているnetworkjump inできたからで、お世話になった皆様に感謝の気持ちで一杯です。収集データも、自分でデータを作るいわゆるprimary dataではなく、基本的には統計データ、つまりsecondary dataが中心でした。

さて、ざっとスリランカのsocio-economic conditionの概観。GNI per capita (2006, Atlas method WB) $1,300144/209国、GDP年実質成長率6% (2007est.)、産業別GDP構成は農業16.3、工業27 、サービス業56.6%2007est.)、産業別労働人口構成は農業34.3、工業25.3 、サービス業40.4%2006est.)、貧困ライン以下の人口は全人口の22% (2002est.)。民族構成は人口の約7割がSinhala人、1割弱がTamil人、人口の凡そ7割が仏教徒(それぞれ2001census)で、平均寿命が約75歳(2007est.)とのこと(GNI以外出典はCIA The World Fact Book)。もうちょっと農業セクターのGDPに占める割合が高いのかなと思っていましたが、 16%ぐらいでしたね。

僕は1年ほど仕事でインドに行っていたので無意識のうちに距離的にも近いインドと比較したのですが、ここスリランカは仏教徒が多いということもあるのかな、大変穏やかな印象です(インドが穏やかではなかったのかということですが、neutralな意味で、ここよりは激しいところだと思います)。お世話になった事務所のスタッフも皆大変好意的で、また一度コロンボで3-wheeler3輪タクシー)に乗ったときに、運賃支払い時に小銭がなく近くにあった車のディーラーの販売員のお兄ちゃんに無理やり頼み込んで細かくしてもらったときにも対応が大変よく、あとでお礼のメールをしたら、その返信で“You are a visitor for our country, many Sri Lankan know what's the meaning of hospitality”と書いてくれるとともにわざわざ携帯の電話番号まで教えてくれて感激したことを思い出します。

恥かしながら僕も今回まで知らなかったけれど、日本の第二次世界大戦の戦後賠償を放棄する演説をしたのが当時蔵相、その後スリランカ初代大統領になった Jayewardene大統領で、このエピソードはスリランカ人の間ではとても有名。ということもあるのだろうけれど、概して対日感情は良好だと思いました。

食事についても、スリランカカレーは大変美味しく、特に自分の滞在した町Hambantotaではカレーに魚がはいっており、大変美味でした。

そんな感じで、スリランカ全体については概していいイメージです(ま、何処に行ってもそこが好きになってしまうんだけど)。

一方残念なのは、治安の問題。今年新年にはいり2日、LTTEとの停戦協定の破棄がノルウェー政府に伝えられ、16日から破棄が発効(停戦協定が失効)しました。新年にはいって一週間程度でなんと数度もコロンボ等でテロ等があり、今後も治安悪化が懸念されています。

本件に関連し、自分が滞在している間にも各ドナーにおいても今後のスリランカ支援をどうするか議論があったようで、日本政府も(明石さんが1月コロンボに来ていたようですし)今後の支援について検討していた模様です。

さて、自分の興味が開発関連ということで、知り合いの複数の方がお話されていたスリランカに対する感想で印象に残ったのが、沢山入っている援助(政府支援やNGO)の調整が問題で(調整という意味では主にNGOのことなのかもしれないです<為念付記しますが、NGOの支援が悪いということではありません>)や、政治家の関与などが全体としての援助効果発揮を難しくしているのではないかということ(あくまで印象であってもちろんこれが本当かどうかは別問題ですし、こんなことを書くのは無責任ではありますが、個人のブログですし、あくまでそういう捉え方もあるという感じで捉えてもらえればと思います。スリランカをよく知っておられる方からはお叱りをお受けしてしまうかもしれません、事実と違ったらごめんなさい。。)。

様々な援助団体の思惑の違い、政治家と現場で働いている人たちの意識の差など、現実的には乗り越えなければならない難しいこともあるわけです。

その流れで書くと、現場では、academicで求められる能力(事象を突き詰めて理論化する能力)に加え、調整能力や指導力、行動力、影響力、フレキシビリティー等が重要であり、いや、むしろ後者のほうが重要だと改めて思いました。要は、当たらずとも遠からず、100点ではなく及第点のラインを見極め、多い制約条件の中でバランス感覚を忘れずかつスピード感を持って実施実現していくことってところでしょうか。久しぶりの現場でしたし。

そんなこんなで、自分の目指す方向性や自分の能力などとあわせて、いろいろ考えさせられました(“やりたいこと”と“やれること”の積集合部分の発見とそこに身をおくこと)

イベント系も相変わらず豊富で、男性2人で過ごした熱帯リゾート地でのクリスマス、カジノ/クラブをはしごした熱いコロンボnight、後輩夫婦の水入らずを完璧に邪魔した感のある年越し、日本人の専門家の方々と「男の手料理in Hambantota」や映画「Fula girl」鑑賞会(激泣)、会社の方々との大宴会 in colombo、大学の知人に紹介して頂いた方との会食など、いい思い出も沢山できました。

と、そんなスリランカの記録でした。

[Galle]


[Hambantotaからインド洋を望む]

[事務所で食べたスリランカカレー]


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Sunday, February 17, 2008

Yes we can!

昨年末からほぼ2ヶ月ぶりとご無沙汰してしまったテニスに昨日夜参加。何度も書いてますけど、運動して体動かし汗かくというのはほんとに素晴らしいっス。テニス、改めて楽しいですねぇ。昨日はCommonsGreat Downtown Ithaca Chili Cook-Off & WinterFestもあったようで、ちろっと流し見しましたが、カメラもっていかなかったので写真撮れず残念。

さて、ちょっと遅きに失した感もありますが、いまさらながらアメリカ大統領選ネタを少し。ご存知の通り今年はアメリカ大統領選があるのですが、いま予備選挙真っ只中。保守の共和党とリベラルの民主党、二元論的なものの発想をする(個人的見解です)アメリカらしい2大政党において、それぞれ大統領候補を絞っているわけですが、25日のSuper Tuesdayは終わったものの民主党ではヒラリーとオバマ対決が依然熱いようです。仮に民主党が共和党に最終的に勝つとして、どちらが大統領になってもアメリカ大統領史上初(女性・夫婦で大統領/黒人系)ということもあり、注目が集まっているのかもしれません。

僕自身、ヒラリーとオバマの双方の主張など詳しく聞いていないのでどちらがどうということは無責任には書けないのだけれど、自分の家のlandlordがオバマを応援していたり(イサカ戻ってきたら家の前のsignboard”Bush must go”から”Barack Obama”に変わってたし・・)、フィリー同期の話等でオバマの話題がでてきたりしたので、New Hampshireで負けた後の彼の有名な演説(“Yes We Can”)をちょっと見てみました(全文とスピーチの様子はココ参照)。

やや抽象的なことがメインに語られてはいるものの(敗北時の演説なのでこれはこれでいいのだろうけど)、Kennedy大統領の大統領就任時の有名な言葉「Ask not what your country can do for you, ask what you can do for your country」と同様な文言もあったり、これまたたまたま機会があって最近聞いてみたMartin Luther king Jr.のかの有名な「I have a dream」の演説にも通じるところもあるような、ココロに響くシンプルで熱い演説でした(ココで書かれていることと似たようことを書いてます。これによると、この演説をもとにアーティストが音楽を作っちゃったそうです)。

さて、このYes we can。難しいアメリカ政治の話は横においといて、将来を考えるこの時期に、僕個人にひきつけて”Yes we can”を考えてみました。ちょっと選挙のコンテキストからはずれ、また主語がweではなくなってしまいますが。。

今僕が思うことは、僕も負けずに抽象的になってしまうけれど、そしてちと大きな夢かもしれないけれど、プロフィールに書いたことを実現するんだ、ってことなのかな。現実の世界にはいろんな困難があるし自分ができることは限られているかもしれないけれど、物事をpositiveにとらえるかnegativeに捉えるかというなら、どうせならpositiveに捉えることを心掛けたいし。加えて、これから持つであろう自分の家族と自分の夢がうまく両立して身近な人たちも幸せになるんだってことも、大事なYes, we can(以前友人達にそれは無理だろって言われたこともあったし自分自身もいろいろ考えてしまう性質もあり、ここはYes, we canでいくってことで!)。

大きな夢だったりとか、普段の生活を単に過ごしている中で意識し続けるのは難しいことだけれど、こういった演説等に触れることで改めて考えさせられます。

と、たいそうなことを書く前に、全く進んでいない修論やその他もろもろ自分の直近の身の振り方のほうを、どげんかせんといかんのだけど(おっと、これも時機を失しているか!?)。

そう、Yes, we can!


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Saturday, February 16, 2008

友人観光案内とPhiladelphia出張

イサカ雪降ってますねぇ。寒いっすねぇ。でも昨年よりは寒くないような。

さて、また更新の間があいてしまいました。先週のイベントを記録しておきます。

月曜日は小学校の頃の塾の友人が観光でNYCに来ていた関係で、一日ツアーガイド。去年10月にも同じ塾の友人達が来てくれたわけで、偶々このグループの友人達とアメリカで会う機会が多いなと思う一方、小学校の頃将来アメリカで会うなどとは予想もしていなかったし、なんだか大人になったものです。このグループでシカゴに留学している友人もいるので、機会があれば是非行って見たいと思います。

その観光ですが、友人には楽しんでもらえたようでなによりでした。いろいろあった中でおもろかったのが、Top of the Rockで綺麗なNYCの夜景をバックに、たまたま居合わせた日本人の観光客の女の子3人(20代前半とのこと!)とコラボってYMCAの曲を踊ったこと。もちろん人文字のYMCA部分はNYCに変えて(”N”つくるのが思ったよりむつかしく・・)。いい年して(32歳)アホ丸出しで最高。彼女達にはおにいさま、おねえさまの素晴らしさをみせつけてしまったというところ。

かわって先週末はフィラデルフィアに留学中の大学部活同期をたずねて、DCに留学中の同期家族と自分がフィリーに集合しhang out。同期が同じ時期にアメリカにいるので、是非一緒に飲みたいとかねがね思っていましたが、実現して素直に嬉しかった。詳しくはかけないけど特別missionなどもあり、夜は夜で熱く結局朝4時過ぎまで硬軟織り交ぜて語りあい大満足。その(フィリー同期)奥さんにもご挨拶できたし、DC同期ご家族にもご無沙汰していたので、それぞれお会いできてよかった。

フィリーの様子

特別missionの記念写真。詳細は書けません。。

と、いつも通り友人達との邂逅の記録でした。

追記

昨晩は居酒屋Hにて秋刀魚塩焼き/シメジご飯に舌鼓をうった後、「金曜ロードショウ」と題し、「スケバン刑事コードネーム=麻宮サキ」(松浦亜弥バージョン)をDVDにて鑑賞。突っ込みどころ満載の映画で面白すぎ。映画鑑賞後はYさんが持参したゲームを少々。数字頭脳系のゲームで、2試合やって最終結果はビリタイ。いやいや、なかなかrule覚えられなかったり、頭脳老化はなはだしい。。

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Friday, February 01, 2008

更新かなりさぼってしまいました。。

ということで、もう一月ブログ更新してませんでしたね。。。もし期待されている方いらしたら、大変もうしわけありません。

近況ですが、スリランカでの調査を終え、無事日本に1月下旬に帰国し、日本で数日を過ごしてアメリカに戻ってきました。やはり移動続きだと、おちついて更新できなくて。。。と言い訳を少々。

この冬は環境がいろいろ変化しめまぐるしくいろんなことが動いていった感じで、イサカに戻っても浮遊感が残ってます。単に時差ボケがとれていないとも言えるのでしょうが。。早く地に足つけてこちらでの最後の生活にはいっていかねば。単純に気温だけでも30度近い場所から氷点下数度の地への移動だし。。ここ寒いっす。

時間あればスリランカ総括なども書きたいとは思ってます。時間があれば。。

なんだかんだでイベントもあって、イサカバック翌日には開発の会第3回発表とIARD Hさんのfarewell partyもあったりでやっぱりばたばた。発表ではHさんによるJOCVの話を聞くことができ、忘れてはいけない本来の現場の視点をリマインドして頂き大変勉強になりました。実際のところ、開発プロジェクトにつきものの時間と予算の制約も現実的には無視はできないところではありますが、その制約によって本質的な現場の視点がneglectされないよう、バランスをとって案件を実施していくことが重要だなと、改めて思った次第です。

また来週は、小学校の頃の友人のNYC観光ガイドと大学の部活の同期結婚披露宴関連企画でフィリー出張、てなわけで戻ったばっかなのにまたout of Ithaca... それ終わって帰ってきたら、本気で自分のこと中心にしないといけないなと思っています。うぅ。。この性格、直さないとマズイよな。。

では、今回はこの辺で。

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